戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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163話

「全員揃ったか、これでシンフォギア装者勢揃い、とは言い難いのかも知れないな」

 

本部に着いて今後についての話し合いをして居る

 

「だな、まともにシンフォギアが纏えるのは此処に居る俺と響、それから此処にいない鳩木と神無月の4人だけだからな」

 

「ああ、しかも佳奈子君と春香君の2人はシンフォギア装者としての経験が浅い」

 

「私達だって湊さんが作ったLiNKERを使えば」

 

「それでもLiNKERによる負荷が無いわけじゃない、それも含めての話だ」

 

「ああ、LiNKERについては湊君から予め聞いている。2人にはLiNKERを使って貰う事もあるだろうがそれは最後の手段だと思ってくれ」

 

風鳴司令がそう言うと切歌と調は何も言い返さなくなった

 

「これが新型ノイズに破壊された天羽々斬とイチイバルです。コアとなる聖遺物の欠片は無事なのですが」

 

「エネルギーをプロテクターとして固着させる機能が損なわれている状態です」

 

「以前セレナの使って居たアガートラームと同じ」

 

「私のアガートラームも絶唱の影響で破損してその機能が使えなくなってたし」

 

セレナが以前使って居たシンフォギアも同じ状態なのか、それにしても新型ノイズ…まさかな

 

「風鳴司令少し気になる事がある」

 

「言ってみてくれ」

 

俺はルミアが言っていたノイズの事を話す

 

「アルカノイズか…」

 

「ああ、リューを殺す時にその実験をしたらしい」

 

「もしかするかも知れないな、湊君と並ぶ装者だ、そう易々と負けるわけは無いと思って居たが今回の天羽々斬とイチイバルの事例がある」

 

「ああ、シンフォギア装者と言えどシンフォギアを分解されたらただの人間と何も変わらないからな」

 

「て言っても勿論治るんだろ」

 

姉さんの言葉に藤尭と友里は言葉を詰まらせる

 

「櫻井理論が開示された事で各国の異端技術研究は極めて進行しているわ」

 

「それでも了子さんでなければシンフォギアシステムの修復は望めない」

 

「直せない事はない」

 

俺のその言葉で全員が俺を見る

 

「どう言う事だ」

 

「確かに櫻井理論が開示されたのはフィーネ、櫻井了子が亡くなってからだ。だが俺は櫻井了子に会わずにサンダルフォンをシンフォギアに変えた。面倒な事はしたくないが今はそんな事も言ってられないからな」

 

「そうか…頼めるか湊君」

 

「破損状態にもよるな、天羽々斬とイチイバルのペンダントを見せてくれ」

 

俺がそう言うと姉さんと翼は俺に天羽々斬とイチイバルのペンダントを渡す

 

「成る程な」

 

「どうだ治りそうか?」

 

「ああ、1週間もあれば何とかなる。本来俺はこう言うバックアップの方が得意だからな、何だよお前らその意外そうな顔は」

 

俺がそう言うとエルザとルナ以外の俺の周りにいる全員が意外そうな顔で俺を見て来る

 

「うん…ホログラム型の通信機なんて作っちゃうから分かっては居たんだけど…」

 

「いざそう考えると」

 

「なぁ」

 

「ああ」

 

「やっぱ辞めるか」

 

此処まで来られると流石にやる気が無くなる

 

「まっまあ待て湊君、君の腕は通信機の時点でかなりある事は分かっている。此処は目を瞑ってくれ」

 

「たく、分かったよ。話はこれで終わりか」

 

「いや、まだ終わった訳じゃない全員着いて来てくれ」

 

そう言われて俺達は風鳴司令に着いて行った




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