戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「主人を失ってなお襲い来る人形」
「どうして優位に立っても撤退を繰り返しているのだろう?」
「あ〜、言われてみれば飛んだアハ体験デス」
夕暮れになり俺達はアリアとセレナとエルフナインを抜いて話し合いをしている(因みに葉月はエルザとルナ3人で夕飯の飲み物の買い出しに行って居る)
「いちいちぼんが暗すぎるんだよな」
「少し待ってくれ翼、恐らくだがキャロルの奴は生きている」
俺の言葉に全員が驚く
「しかし彼女は湊が倒したのでは」
「ああ、だが手応えは無かった。エルフナインが言ってただろう自分はキャロルが肉体のスペアとして創造したホムンクルスのうち失敗作の1つだって」
「おいそれってまさか!」
「ああ、恐らく肉体だけとなったスペアはああやって消えるんだろ」
あの時のキャロルは血を流さずに消えたいくら錬金術師と言っても人間に近い物には変わらない筈、だから血を流さないのはどう考えてもおかしいだとすると俺の投げたインドラの槍が当たる前に何かしたと考えるのが妥当だ
「彼奴が動けない今の内にオートスコアラーを1人でも多く倒しておくべきだと俺は思う。肉体のスペアがまた稼働できる様になるまでどれくらい掛かるかは分からない、もしかすると明日には稼働できる様になってるかもしれない」
「そうだな」
「それに気になるのはマリアさんの様子も」
「力の暴走に飲み込まれると頭の中まで黒く塗りつぶされて何もかも分からなくなってしまうんだ」
未来の言葉に響はそう返した
〜マリアside〜
(人形に助けられるなんて情けない、私が弱いばかりに魔剣の呪いに抗えないなんて)
「強くなりたい…これって…「マリア姉さん」セレナ…エルフナインも」
私が1人で呟いて拳を握っていると1つのボールと一緒にセレナとエルフナインがやって来た
「ごめんなさい、皆さんの邪魔にならない様にしようとしていたのですがセレナさんだけでなくマリアさんにまで」
「邪魔だなんて、練習私も付き合うわ」
「はい、ありがとうございます」
私達はそう言ってビーチに移動する
「それ」
「エルフナインちゃん頑張って、次こそできるよ」
「はい、それ」
「セレナ今は話し合いの最中じゃ無かったの?」
「うん、本当はそうなんだけどエルフナインちゃんってなんだか放っておかなくて」
そう言ってセレナはボールを打つエルフナインに目をやる
「中々上手くいきませんね」
「最初は誰だってそうだよ、エルフナインちゃん最初に比べたら凄く上手になってると思うよ」
「そうでしょうか?」
「うん!」
エルフナインの言葉にセレナは笑ってそう言う
「色々な知識に通じているエルフナインなら分かるのかな?分かるのなら教えてエルフナイン、強いってどう言う事かしら?」
「それはマリアさんが僕に教えてくれたじゃ無いですか」
「え?何⁉︎」
突然後ろから大きな物音と共に水飛沫が上がるとそこには昼間に現れたオートスコアラーが居た
〜マリアside out〜
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