戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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182話

〜マリアside〜

 

「お待たせハズレ装者、あら他にもいるのね」

 

「マリア姉さん」

 

「ええ、分かっているわ」

 

「大丈夫ですマリアさんなら出来ます」

 

〜Seilien coffin airget-lamh tron〜

 

〜Hellfire chamael tron〜

 

私とセレナは聖詠を行いシンフォギアを纏いオートスコアラーに向かって行く

 

「貴方がハズレでないのなら戦いの中で示して見せてよ‼︎」

 

オートスコアラーはそう言うとあたり一面にアルカノイズを出現させる

 

「はあ!」

 

「やあ!」

 

私とセレナはオートスコアラーへの攻撃の隙を伺いつつアルカノイズを倒して行く

 

「セイクリッドモジュール、抜剣!」

 

セレナはその掛け声と共にペンダントに部品を装填しセイクリッドモジュールを起動させる

 

「やあ‼︎」

 

《紅炎華》

 

セレナはオートスコアラーに向けて炎を纏う矢を放つ

 

「今なら私でも」

 

私はセレナの攻撃に気を取られて居るオートスコアラー目掛けて走って行く

 

「その程度の事お見通しなのよ!」

 

そう言ってオートスコアラーは私に錬金術で錬成した水を向ける

 

「ふっ‼︎」

 

空中に展開した複数の短剣でバリアーを発生させ水を防ぐ私をオートスコアラーは氷漬けにして行く

 

「強く…強くならなば…」

 

「マリアさん‼︎」

 

「ふ「させない‼︎」チッ!」

 

《豪炎天界》

 

セレナが複数の炎を天に向けて放つとその炎の集合体がオートスコアラーに目掛けて落ちて来た事で錬金術を中断したので私は短剣で氷を砕く

 

「はぁ…はぁ…」

 

「貴方はそこそこできる様だけどハズレ装者の方はてんで弱すぎる!」

 

オートスコアラーにそう言われ私はペンダントに手を伸ばす

 

「その力弱い貴方に使えるの」

 

「は!私はまだ弱いまま…どうしたら強く‼︎」

 

「マリア姉さん、弱い事はいけない事なのかな?」

 

「セレナ?」

 

私にはセレナの言っている事が分からない、弱ければ何も守れない

 

「弱い事がいけない事なら私はまだ戦う事が少し怖いしエルザちゃんやルナちゃん湊君に比べたら私なんて全然弱いよ、でもね…そんな弱い私だけど私らしさは忘れちゃいけないと思うの」

 

「私らしさ…」

 

「そうです!マリアさん‼︎大事なのは自分らしくある事です‼︎」

 

「弱い…そうだ、強くなれない私にセレナが教えてくれたエルフナインが気付かせてくれた。弱くても自分らしくある事それが強さ、エルフナインは戦えない身でありながら危険を顧みず勇気を持って行動を起こし私達に希望を届けてくれた。セレナは彼らに比べれば弱いかもしれないそれでも自分らしさを忘れてはいけないと教えてくれた。エルフナインそしてセレナそこで聞いて居て欲しい君の勇気にそして貴方の言葉に応える歌を‼︎イグナイトモジュール、抜剣!」

 

私はもう一度イグナイトモジュールの起動を試みる

 

(狼狽える度偽りに縋って来た昨日までの私)

 

「マリアさん‼︎」

 

「マリア姉さん‼︎」

 

「そうだ、らしくある事が強さであるなら私は弱いままこの呪いに叛逆してみせる‼︎」

 

私は破壊衝動に呑み込まれそうな中セレナとエルフナインに教わった通り自分らしさを強く持った

 

〜マリアside out〜

 

〜セレナside〜

 

「マリア姉さん」

 

私の目の前にはダインスレイフの呪いに打ち勝ちイグナイトモジュールが起動したアガートラームを纏うマリア姉さんが居る

 

「もう大丈夫よセレナ、戦いましょう2人で一緒に」

 

「うん」

 

「弱さは強さだなんて頓知を効かせすぎだって」

 

そう言ってオートスコアラーはまたアルカノイズを出現させる

 

「「はあ!」」

 

《紅炎華》

 

私は炎の矢を具現化させて飛ばしマリア姉さんは短剣を左腕の手首部に取付け切っ先から刃状のエネルギー弾を連射してアルカノイズを倒す

 

「良いね良いね!」

 

「セレナ」

 

「うん」

 

私とマリア姉さんは二手に分かれてオートスコアラーを挟み撃ちにする

 

「はあ!」

 

マリア姉さんがオートスコアラーを斬ると体がシャボン玉に変わる

 

「させない!」

 

私は腕と浮遊する銃口から同時に炎を放出してシャボン玉を壊す

 

「私が1番乗りなんだから!」

 

そう言ってオートスコアラーはマリア姉さんの後ろに姿を現す

 

「セレナ‼︎」

 

「うん!はあ‼︎」

 

私は右腕の銃口から放出される炎を剣の刃の様にして背中に付いたブースターで加速しオートスコアラーに向かって行く

 

「その程度かしら?ん?」

 

「はああ‼︎」

 

障壁を張って私の攻撃を防いでいると私の後ろからマリア姉さんが短剣で障壁を切り裂いて拳でオートスコアラーを上空に飛ばしオートスコアラー目掛けて飛び短剣を左腕部ユニットの肘部側に柄から取付けて刀身を長大に変形させる

 

「決めるわよセレナ‼︎」

 

「うん!」

 

私は両腕の銃口から放出される炎を剣の刃の様にしてマリア姉さんと同じ高さまで飛ぶ

 

「はあ!」

 

「はああ‼︎」

 

《SERE†NADE》

 

私とマリア姉さんはブースターを噴射させてオートスコアラーをすれ違い様に切り裂く

 

「私が1番乗りなんだから‼︎」

 

私とマリア姉さんが地面に着地したと同時にオートスコアラーはそう言って爆発した

 

〜セレナside out〜




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