戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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184話

「それで何なんだよ先輩」

 

「まあ待て雪音『済まない待たせたな』大丈夫です叔父様」

 

コテージに着いて部屋割りを決めて数分、既に葉月は眠りに着き俺達は話し合いをした場所で風鳴司令からの通信を待っていた

 

『それで緒川から時間を空けておく様に言われたが何かあったのか?』

 

「はい、湊の心臓部に複雑に組み込んでいた聖遺物その正体となりゆる聖遺物の情報を湊が入手して様です」

 

『本当なのか湊君』

 

「ああ、翼にも言ったが確証がある訳じゃ無い」

 

俺はそう言ってその聖遺物の情報を出す

 

「その完全聖遺物の名前はアステカの杖、個人によって違う一定の周波数を出し相手を催眠状態にし自在に操れる完全聖遺物だ」

 

『催眠状態か、その聖遺物は現在の所在は分かるか?』

 

「ああ、深淵の竜宮だ」

 

俺がその名前を出すと風鳴司令の表情が険しくなる

 

『何故君がその名前を知っているんだ』

 

「叔父様、深淵の竜宮とは一体」

 

『深淵の竜宮、異端技術に関連した危険物や未解決品を封印した絶対禁句、我々にも詳細な情報が伏せられている拠点中の拠点だ』

 

「でも何でそんな場所の事を湊君が知っているんですか?」

 

「そもそもの話、聖遺物関連での異端技術も危険かどうか判断する必要がある。その話の大体が俺の所に来てた時期があってな、その中にあった完全聖遺物の1つが今言ったアステカの杖だったんだ」

 

『成る程な、自信が研究した聖遺物それが何処に保管されるか知っておいても問題はないだから深淵の竜宮の事を知っていたのか』

 

俺の言葉を聞いて風鳴司令は納得して頷く

 

「だが未解決品もあるのだろ?」

 

「ああ、だがそれが聖遺物だった場合の殆どが金をけちって来たから俺が適当に解析をした物ばかりだろうな」

 

『全く、本当に喰えない男だな君は』

 

「ただ単に俺は対価に相応の時間を使っただけだ」

 

「大人の悪い所だな、子供相手だからって渋るからそうなんだよ」

 

姉さんは皮肉を込めてそう言う

 

「でも湊さんは聖遺物を自由に操れるから問題はないんじゃ」

 

『そうじゃない調君、確かに外からの周波数はどうにかなるだろ、だが体内からでは直接脳に周波数が送られてしまう』

 

「ああ、流石にこればかりは俺も対処のしようがない」

 

「つまりは貴方の中に眠る聖遺物がそのアステカの杖だった場合なす術はないと言う事ね?」

 

「ああ、そう考えてくれて構わない」

 

俺はマリアの言葉を肯定してそう言う

 

『もしかするとこの中の誰かと湊君が戦う事になる恐れもある訳か』

 

「だろうな」

 

『此方でも引き続きそう言った聖遺物の情報を捜索を続ける。何か分かったらまた連絡をくれ』

 

そう言って風鳴司令は通信を切った

 

「湊君と戦わなくちゃいけないかも知れないなんて」

 

「お兄ちゃんと戦うなんて嫌デスよ」

 

響と切歌が暗い顔をしてそう言う

 

「切ちゃん」

 

「響」

 

「案ずるな、まだそうだと決まった訳ではない」

 

「翼さんの言う通りだよ切ちゃん」

 

「響も元気出して」

 

そう言って翼と調と未来が2人を慰める

 

「そうデスよね…まだお兄ちゃんと戦うって決まった訳じゃないデス」

 

「うん、そうだよね湊君と戦うって決まった訳じゃないよね」

 

「ああ、あくまで可能性の1つと言うだけだ」

 

「悪い、あたしは部屋に戻らせて貰う」

 

姉さんはそう言って部屋を出て行った

 

「クリスちゃん…」

 

「雪音からすれば辛いだろうな、またしても実の弟と戦う事になるかも知れないのだからな」

 

「そうね、私達も部屋に戻りましょう」

 

マリアのその言葉で俺達は自分の使う部屋に戻った




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