戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「待ちやがれ湊‼︎」
(俺の所には姉さんが1人で来たか)
姉さんは俺の渡った枝を渡って追いかけて来る
「俺が渡った枝を使ってたら何時迄も追いつけねえし捕まえらんねえぞ」
「んな事は分かってんだよ‼︎」
姉さんは慣れて来たのか枝を渡るスピードを上げる
「何だ、もう追いつかれそうじゃねえか」
「姉さんあんまスピード出し過ぎると危ないぞ」
「は!負け惜しみかよ!」
「じゃなくて本当に、あ…」
俺は使えそうな枝が無い為方角を変える
(大丈夫か姉さんの奴)
「とっ、うわぁぁ」バキッ
案の定姉さんは止まりきれずに俺が使えないと思った枝に乗ると途端に枝が折れて落ちて行った
「大丈夫か姉さん」
「つつ…結構痛いな」
「だから言っただろ、あんまスピード出しすぎると止まりきれねえんだよこれ」
実際姉さんは止まりきれなかったから落ちた訳だし
「んじゃ先に行くからな」
「待ちやがれおい!いつ…」
姉さんは立ち上がろうとすると足を押さえるこれは完全にやったな姉さんの奴
「たく、何やってんだよ姉さん」
「悪いな湊」
そう言って姉さんは俺の手を取る
「やっぱ足痛めてんな」
「さっき落ちた時にちょっとな」
「足痛めてる時点でちょっとじゃねえよ、ほら捕まれ戻るぞ」
「おっおう」
俺はそう言って姉さんを背負って出口に向かって行く
「にしてもあたしを背負ってるってのに余裕で進んでくな」
「足場の強い場所を選んでるからな、そろそろ出口だ」
俺がそう言って暫くすると森から抜けて俺達が集まった場所に到着した
「セレナ‼︎ちょっと来てくれ‼︎」
「湊君?ごめんねちょっと待ってて」
俺がセレナを呼ぶとセレナは葉月達にそう言って俺の所には来た
「まだ痛むかなクリス?」
「まだちょっとばかしな」
「そっか、これは今日はもう安静にしておいた方が良いかもね」
「これに懲りたら危ねえ事は辞めとけよ、エルザ達も呼び戻すか」
俺はそう言ってエルザとルナに通信を取った
『湊何かあったでありますか?』
『る?何ご主人?』
「姉さんが足を痛めた、これ以上はまた次の怪我人が出るから撤収しろ」
『るる、分かった』
『ガンス、直ちに帰投するであります』
ルナとエルザはそう言って通信を切った
「パパ〜‼︎」
「何だ葉月」
俺の所に走って来た葉月はビーチボールを持って居た
「パパも一緒に遊ぼう‼︎」
「悪いな葉月、また今度連れてってやるからそん時にな」
「うん!「こら葉月ちゃん邪魔しちゃ駄目だよ」ごめんなさい」
「ちゃんと謝れて偉い偉い、それじゃあ向こうで続きしよっか」
「セレナも行って来いよ、姉さんは俺が見てる」
「うん、分かったクリス今日は安静にしててね」
セレナはそれだけ言って葉月達の所に向かった
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