戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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195話

勉強会から数日、テストの1日目が終わり俺はルナとエルザとセレナの4人で昼を食べた後、俺とルナが勉強をしていると1つ前のテーブルに見知った人物が座る

 

「もしかして響ちゃん?」

 

「セレナさん⁉︎それに湊君達も何で此処に⁉︎」

 

身を乗り出してセレナだけでなく俺達もいる事を確認した響がそう言う

 

「俺達は昼飯を食べたから勉強してるんだ」

 

「ん?響の知り合いでも居るのか?」

 

俺がそう言うと1人の男性が此方に来る

 

「あの…もしかして響ちゃんのお父さんですか?」

 

「そうですけど貴方達は」

 

「響ちゃんの友人のセレナ・カデンツァヴナ・イヴです。宜しくお願いします」

 

「こちらこそ、良ければご一緒にどうですか?」

 

響の父親がそう聞くとセレナは俺を見る

 

「好きにしろ」

 

「それじゃあ相席させて頂きます」

 

そう言って俺達は席を移動しようとする

 

「ルナはダメであります、貴方は此処でわたくしと勉強をするであります」

 

「る…ご主人…」

 

「お前はエルザと勉強してろ」

 

俺はそう言ってセレナと俺は響とその父親の席に向かう

 

「前に月が落ちる落ちないの事件があっただろ」

 

フロンティア事変の事か

 

「あの時のニュース映像に映ってた女の子、その子がお前によく似ててな、以来お前の事が気になってな、もう1度やり直せないかって考えてたんだ」

 

「…やり直す…」

 

やり直す?どう言う事だ?

 

「なんかあったのか響、お前があの時に父親はいないって言ってたのと関係してんのか?」

 

「あの…差し支えなければ何があったか教えて頂けませんか?」

 

「そうか、君達は知らないのか」

 

そう言って響の父親は何があったのか話し始めた

 

「勝手なのは分かってる、でもあの環境の中でやって行くのは俺には辛過ぎたんだ。また皆んなで一緒に…母さんに俺の事を伝えてくれないか」

 

「話の内容は分かった、それを込みで言わせて貰うがふざけるのも大概にしやがれ」

 

俺は響の父親を睨みながらそう言う

 

「お前は分かってんのか、自分がいつ居なくなったのか、此奴が1番一緒にいて欲しい時に居なくなったのはそっちだってのに随分と簡単に言うじゃねえか」

 

「そうだよ…それに湊君の言う通り私が1番一緒に居て欲しい時に居なくなったのはお父さんじゃない…」

 

「大丈夫だよ響ちゃん落ち着いて」

 

震えながらそう言う響を隣に座るセレナが落ち着かせる

 

「やっぱ無理か、何とかなると思ったんだけどな、いい加減時間も経ってるし」

 

響の言葉を聞いて父親は一瞬表情を濁らせたが直ぐにそれは笑い顔に変わった

 

(此奴‼︎)

 

俺が響の父親に殴り掛かろうとした時に俺の隣で乾いた音が鳴り響いた

 

「貴方に響ちゃんや響ちゃんのお母さんに会う資格なんてありません‼︎もっと響ちゃんや響ちゃんのお母さんの立場になって考えてあげて下さい‼︎」

 

そう言って響の父親に手を出したのは意外な事にセレナだった

 

「出ようか響ちゃん」

 

「はい」

 

そう言って響はセレナとファミレスを出ようとする

 

「待ってくれ響「会計ならこれで済ませとけ、言っておくが今のお前が彼奴に会う資格は全くと言って良い程にない」そっそうか、済まないね」

 

「別に、お前らも行くぞ」

 

俺がそう言うと後ろで話を聞いていたルナとエルザも響の父親を睨みながらファミレスを出た




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