戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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198話

「お前らいつまで続けるつもりだよ」

 

「分かってるデス、でも調が…」

 

切歌と調の状況は家に帰っても変わらずそれどころか調は自室で何かを始めた様子だ

 

「うん…うん、今から行く」

 

そう言って調が部屋から出て来る何故かリュックを背負って

 

「何処に行く気だ調」

 

「そうデスよ、そんな大きな荷物を持って何処に行くデスか⁉︎」

 

切歌荷物の大きさはそこまで重要じゃ無いと思うぞ

 

「ごめんね佳奈子ちゃん、切ちゃんに話してなかったんだ。今日から少しの間佳奈子ちゃんの家にお泊まりして来る」

 

「さいデスか…」

 

良いのかよ切歌…

 

「お泊まり…うえ⁉︎お泊まりデスか⁉︎」

 

いや違う此奴ただ単に事態を理解してなかっただけだ

 

「どっどうして急に」

 

「切ちゃん私思うんだ、今切ちゃんと一緒に居たらさっきよりも酷い事言って今まで通りの私と切ちゃんに戻れないかなって、それなら暫く距離を置こうって」

 

要するにこれ以上切歌を傷付けない為にと思って調なりに考えた結果距離を置こうって考えに至ったのか

 

「だとしてもそんな急に言われても「行かせてやれよ切歌」お兄ちゃん…」

 

「調事が済んだら戻って来るんだろ、だったら行って来い」

 

「ありがとう湊さん」

 

調はそう言って外に出て行った

 

「さて…俺も帰るか」

 

「まっ待って欲しいデスお兄ちゃん」

 

調が鳩木の家に向かって数分後、俺も帰ろうとすると切歌に止められる

 

「きょ…今日はマリアも帰って来ないデスしこんな広い所で1人は寂しいデスよ」

 

「だから俺にどうしろって言うんだよ」

 

「本当は調が帰って来るまでって言いたいデスけど、今日だけ今日だけでも良いデスからお兄ちゃんのお家に泊めて欲しいデス」

 

切歌は涙ぐんでそう言う。お前ら寧ろ一緒に居ない時間の方が少ないんじゃ無いかって思うくらい常に一緒に居るからな

 

「分かった分かった、調が戻るまで俺の所に居ても良いから泣くな」

 

「ひぐ…ありがとうデスお兄ちゃん」

 

「おい切歌!俺の服で鼻水を拭くな!辞めろ離れろって‼︎」

 

切歌が半泣きの状態で俺に抱きついて来たから俺は切歌を引き離そうとしたがこう言う時ばかり力が強いのか結局服は切歌の涙やら鼻水やらでドロドロになった

 

「たく」

 

「ごっごめんなさいデスお兄ちゃん」

 

「はぁ、こうなっちまったら仕方ねえよ後で洗うだけだ。ああそれとしっかり捕まってないと落ちるからな」

 

「りょっ了解デス」

 

俺がそう言うと切歌はバイクの後ろに乗って俺に抱きつく

 

「う…なんかビショビショに濡れてて気持ち悪いデス」

 

「お前のせいでそうなってんだ文句を言うな」

 

俺はそう言ってバイクを走らせる




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