戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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209話

「電力の優先供給地点になります」

 

翌日俺や切歌達は本部に集められて居た

 

「こんなにあるデスか」

 

「その中でも一際目立ってるのが」

 

「深淵の竜宮か」

 

俺がそう呟くと風鳴司令が頷く

 

「オートスコアラーがその位置を割り出して居たとなると」

 

「狙いは恐らくアステカの杖」

 

「だったら簡単だ!先回りして迎え撃つだけの事」

 

「ああ、そうだな…狙われる場所が1つだけならな」

 

そう姉さんが言った事を実行できるのは狙われる場所が1箇所だけだった場合にのみ有効だ

 

「まだ襲撃予測地点はあるんだろ風鳴司令」

 

「ああ」

 

俺がそう聞くと風鳴司令はそう言って第2の襲撃予測地点を表示する

 

「此処は!?」

 

「知ってるのか翼?」

 

「ああ」

 

俺がそう聞くと翼は頷く

 

「気になる出来事があったので調査部で独自に動いてみました。報告によりますと事故や事件による神社や祠の損害が頻発して居まして、いずれも霊的防衛機能を支えて居た琉脈、霊ラインのコントロールを担って居た要所になります」

 

「錬金術と霊ライン、敵の計画の一環と見て間違いないだろう」

 

「風鳴の屋敷にはかなめ石がある。狙われる道理はあると言う訳か」

 

つまりオートスコアラーの狙いはそのかなめ石を破壊する事か

 

「おっさん、あのバカはまだなのか」

 

「ああ、響君はまだ少し時間が欲しいそうだ」

 

響はまだ父親の事を引っ張ってるのか

 

「皆さん…キャロルの怨念を止めて下さい」

 

エルフナインの言葉に全員が頷く

 

「よし!チームを編成するぞ!」

 

チーム編成の結果、マリアと翼そしてマリアに推薦された鳩木が風鳴の屋敷に、姉さんそれから切歌に調そして神奈月が深淵の竜宮に向かう事になり俺は特に指示が出されなかったので

 

「深淵の竜宮、此処に来るのも随分と久しぶりだな」

 

一足先にに深淵の竜宮に入り込んで居た

 

「結構広いんだな…ん?」

 

中に入って暫くすると向こうにキャロル達の姿が見えた

 

「風鳴司令俺だ」

 

『湊君どうかしたか?』

 

「深淵の竜宮にキャロルが侵入して来て居る」

 

『何だと!?此方でも確認した』

 

俺は風鳴司令に状況を報告してからある疑問が頭をよぎった

 

「風鳴司令、セキュリティでキャロル達以外のオートスコアラーは見つかったか?」

 

『嫌、見てないがどうかしたのか?』

 

「深淵の竜宮には侵入者を排除する為に俺が起動させたオートスコアラーを配置した筈なんだ。それなのに俺の所にキャロル達の侵入が報告されなかった。どう考えてもおかしいんだ」

 

『成る程な、此方でもモニターにて捜索しよう』

 

「頼む、髪は金髪服装はメイド服だ」

 

『分かった』

 

俺は隠れて話しながらキャロル達を追いかける

 

(これで彼奴らの目的はアステカの杖でほぼ決まりだな。そう言やキャロルの目的は世界の破壊、だとするなら此処にそれに類する聖遺物、或いは危険物が収納されて居るに違いないだろうな。待てよ、確かエルフナインがチフォージュ・シャトーは巨大装置だって言ってたな、不味いなら彼奴らの狙ってるのはアステカの杖だけじゃない‼︎)

 

「風鳴司令、ヤントラ・サルヴァスパって情報集積体が保管されてないか至急調べてくれ」

 

俺はキャロル達に気づかれないくらいの声でそう言う

 

『湊君何だそれは?』

 

『湊さん!もしそれが保管されて居るとしたら!』

 

エルフナインはヤントラ・サルヴァスパを知って居るのか

 

「エルフナイン説明頼む、兎に角直ぐに調べてくれ」

 

『ああ、わかった』

 

あれがキャロルの手に渡ったら完全にチフォージュ・シャトーが完成する

 

『湊君エルフナイン君から聞いた。それは此処に保管されて居る。今から場所のデータを「悪い向こうがそんな暇与えてくんないらしい」気づかれたか、クリス君達が到着するまで何としてでも耐えろ!』

 

「無茶が過ぎるぜ風鳴司令」

 

そう言った俺の目の前にはキャロルとオートスコアラーが居る




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