戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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211話

〜クリスside〜

 

「お前ら時期に着くぞ」

 

「了解デス!」

 

「クリス先輩、通信機が光ってるんですけど取らなくて良いんですか?」

 

そう言われて通信機を見ると確かに光っていた

 

「たく、こんな時に誰からだよ『クリス様』お前かユナ」

 

あたしが通信を取るとそこにはユナが映し出された

 

「ユナさんどうかしたんですか?」

 

『はい、先に深淵の竜宮に向かっていたマスターですが、先程キャロル一派の手に落ちました』

 

「な!彼奴がキャロル側に着いたのか⁉︎」

 

『はい』

 

あたしは原因を考えそして1つの答えにたどり着いた

 

「まさかとは思うが彼奴らの狙いは前に湊の言ってた通りアステカの杖だったのか」

 

『その様です』

 

やっぱりそうか、そうでもなきゃ彼奴が敵対勢力に簡単に協力する訳がない

 

「お前はその事をあたし達に伝える為に通信を取ったのか」

 

『はい、伝えておいた方が宜しいと思いましたので』

 

「そうか、助かった」

 

『いえ、それでは』

 

ユナはそう言って通信を切った

 

「まさか湊さんのアステカの杖を狙ってるって言うのが本当だった何て」

 

「クリス先輩、私達これから湊さんと戦うんですよね」

 

「ああ」

 

震えながらそう言う此奴に対してあたしはそう返す事しか出来なかった

 

「それでも…それでも戦わないとお兄ちゃんは帰って来ないデス、だったら戦うしかないデスよ。私達の力を合わせてお兄ちゃんを助けるんデス!」

 

「お前…」

 

本当は此奴だって湊と戦いたくなんてない筈だ。それなのに此奴は湊を助ける為に頑張ろうとしてるんだ

 

「そうだね切ちゃん、私達は何時も湊さんに助けて貰ってばっかり、だから今度は私達が湊さんを助ける。何時もと少し立場が違うだけでやる事は同じ」

 

「でもやっぱり…」

 

やっぱ初陣で知人と、しかもかなり仲良くなった奴と戦うのはきついか

 

「ふぅ〜、お前は出口の確保を優先にしろ」

 

「出口の確保ですか?」

 

「ああ、いざって時に直ぐに逃げられる様にあらかじめ脱出出来るルートを見つけておくんだ」

 

「分かりました。やってみますクリス先輩」

 

よし、これで脱出の事を気にせず戦える

 

「お前達はあたしと一緒に湊やキャロル達の捜索だ、それとアステカの杖だが見つかり次第回収しろだと」

 

あたしは深淵の竜宮に向かう直前にアステカの杖の回収をおっさんから依頼されていた

 

「了解デス」

 

「分かった」

 

「見えて来たぞお前らあれが深淵の竜宮だ」

 

そう言って海の底を見るとそこにはおっさん達の映像に映っていた建物が見えた

 

〜クリスside out〜




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