戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
〜クリスside〜
「はあ!」
「良いのかよお前は追いかけなくて‼︎」
あたしはそう言って錬金術師の攻撃を避ける
「元々私とキャロルの最終的な目的は合わなかったから此処で別行動って事になったの」
《水鳴》
「別行動だ?」
あたしは錬金術師の周りに具現化され飛ばされた無数の水の球体を避けながらそう言う
「私の目的は強い相手と戦う事だけだよ、だからキャロルの世界をバラバラに砕くって言う目的が達成されたらそれ所じゃないから私とキャロルの目的は合わないの」
つまりは彼奴の最終的な目的が達成されれば此奴の目的である強い相手と戦うって目的が達成されなくなるって事か、だったら
「お前!あたし達に協力しろ‼︎」
「貴方達に協力?それで私に何かメリットがあるの?」
「あたし達を纏めてる奴は生身でシンフォギアを纏った装者と互角に戦えるくらいの奴だ‼︎お前があたし達に協力してくれるってならあたしからおっさんに頼んでやる‼︎」
私がそう言うと錬金術師は私に向けたレイピアを寸前で止める
「生身でシンフォギアを纏った装者と互角に戦う…」
「ああ、馬鹿みたいに強いってのは保証してやる」
如何だ!目的が強い奴と戦う事だって言うんならこれに興味を惹かれる筈だ!
「それは彼とも?」
此奴の言う彼ってのは多分だが湊の事だろう
「そのおっさんだが、彼奴には勝ってなかったが互角にはやり合ってた」
「本当‼︎」
あたしがそう言うと錬金術師はおもちゃを見つけた子供の様に目を輝かせてあたしに迫って来る
「ほっ本当だ本当」
「へ〜、それなら貴方達に協力するのも良いかも知れないね」
「そうか、あたし達に協力してくれるか」
「う〜ん、まだそうするって決めた訳じゃ無いけど良いかなって思ってる」
よし、これなら湊ともまだ戦えるおっさんには悪いが此奴を釣る為の餌になって貰うぜ
「調‼︎調‼︎目を開けて欲しいデスよ」
「ちょっとどいて」
錬金術師が近づいて行くとチビはアームドギアの鎌を構える
「調に何をするつもりデスか!」
「ちょっと容体を見るだけ勿論害は加えないよ」
「そんなの信用出来ないデス‼︎「まあ待て」クリスさん」
「余計な害があるってあたし達が判断したら協力云々はなしだ」
「分かってるよ、その代わり彼が元に戻ったら1番に私と戦わせてね」
そう言って錬金術師は倒れて居るチビに触る
「う〜ん、これは骨が折れてるかな?直ぐには目は覚めないと思うよ」
「そうか、治せるか?」
「私には無理だね、彼なら治せるだろうけど」
「彼?」
「そう、彼なら治癒の錬金術を使えるからね」
ちょっと待て何で此奴がその事を知ってるんだ‼︎
「あれ?知らなかったの?貴方達の所に居るエルフナインの視聴覚情報は全部キャロルに筒抜けになってるんだよ?」
「な⁉︎」
「何デスと⁉︎」
そこであたし達が聞いたのは衝撃の事実だった
〜クリスside out〜
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