戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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221話

「やりやがったか」

 

「「ご主人(湊)‼︎」」

 

インドラの槍のファウストローブが解除されエクスドライブに至った響達を倒れながら眺めているとエルザとルナが俺を目掛けて走って来る

 

「大丈夫だ」

 

「本当に何時もそうであります」

 

「るる、ご主人無理し過ぎ」

 

2人はそう言って俺を支える

 

「お前ら先に本部に戻ってろ、此処から先はお前達のファウストローブじゃ着いていけない」

 

「ガンス、了解であります」

 

「る、ご主人先に本部に戻ってる」

 

エルザとルナはそう言って本部に向かって行った

 

「俺もやるか」

 

〜Girar desig sandalphon tron〜

 

俺はサンダルフォンを纏って上空に浮上する

 

「湊君、良かった無事だったんだね」

 

「ああ、もう大丈夫だセレナ」

 

俺の無事を確認し安堵の表情を浮かべるセレナに俺はそう答える

 

「これで単機対8機」

 

「錬金術師であるのならば彼我の戦力差を指折る必要もないであろう」

 

「おまけにトドメのエクスドライブこれ以上はもう終いだ」

 

「ふ、奇跡を身に纏ったくらいで俺をどうにか出来るつもりか」

 

「皆んなで紡いだこの力を」

 

「奇跡の一言で片付けるつもりデスか!」

 

「片付けるとも‼︎」

 

キャロルは力強くそう言い切る

 

「奇跡など、あの日蔓延する疫病より村を救った俺の父親は衆愚によって研鑽を奇跡へとすり替えられた。そればかりか資格なき奇跡の代行者として刎頚の煤とされたのだ」

 

「お父さんを」

 

(要するに此奴の父親はその村の奴らの為に疫病を治す研究をしたにもかかわらずその村の人間に裏切られ殺された訳か)

 

「万象に存在する摂理と術理、それらを隠す覆いを外しチフォージュ・シャトーに記す事が俺の使命、即ち万象黙示録の完成だった。だったのに、くっ!」

 

キャロルの言葉には憎しみと怒りが入り交じって居た

 

「奇跡とは蔓延る病魔にも似た害悪だ。故に俺は殺すと誓った。だから俺は奇跡を纏う貴様らだけには負けられんのだ‼︎」

 

そう言ってキャロルは大量のアルカノイズを出現させる

 

「は、たったそれだけかよ、そんな理由で世界をバラバラに噛み砕くだと?笑わせるなお前が思っている程この世界は安くはない」

 

「そんな理由だと、貴様は大事な物を失った事がないからそんな事が言えるのだ‼︎」

 

「違うな、失った事が有るからこそ言える。お前の父親は自分の所為でお前がこんな事をするのを望んだと思っているのか」

 

「黙れ…」

 

「答えろキャロル・マールス・ディーンハイム‼︎」

 

「黙れ〜‼︎」

 

キャロルはそう言って俺達に向けて錬金術を放つ

 

「泣いている子には手を差し伸べなくちゃね」

 

「この世界もお前達も何もかもを壊し尽くしてくれる‼︎」

 

キャロルがそう言うとアルカノイズ達が建物を次々と破壊して行く

 

「翼さん!」

 

「分かっている」

 

「スクリューボールに付き合うのは初めてじゃねえからな」

 

「その為にも散開しつつアルカノイズを各個に打ち破れ」

 

マリアの言葉を合図に散り散りになりアルカノイズを倒しに向かった




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