戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「起きたかキャロル」
「ああ、おはよう」
キャロルが俺達と行動を共にする事になって数日、あれからキャロルは俺の家に住む事になったんだがエルザとルナは未だに少しキャロルの事を警戒している様だ
「やはり俺は此処に居ない方が良いのか?今からでもエルフナインの元に住む事にするが」
「別に気にする事じゃない、それよりも先ずは服だなそれしか持ってないのは流石にダメだろ」
「そうだな、しかし記憶を無くす前の俺は随分と服に興味がなかったんだな」
キャロルが今来てるのは俺達と初めて会った時のローブの様な服だ。シャトーにも行ってみたが服の様な布状の物は見つからなかった
「パパ!キャロルお姉ちゃん!おはよう!」
「起きたか」
エルザとルナとは対照的に葉月はキャロルを受け入れており随分と懐いて居る
「服を選ぶのは良いが彼奴も来るのか?」
「ああ、後から合流する事になってるのはエルフナインだけだ。響が来る予定はない」
数日前の事でキャロルは多少だが響に対して警戒心を高め他に比べて響に対してだけ対応が冷たかった
「そうか、エルフナインの奴が誘わなければ良いんだが」
「その時は…仕方ない諦めろ」
「ああ」
キャロルはそう言ってパンを口に運んだ
「すみません!湊さん、葉月さん、キャロル」
数時間後、俺達が近くの公園で待って居るとエルフナインが走って来た
「遅れなかったから良いだろう」
「およ?お兄ちゃんとキャロルそれにエルフナインじゃないデスか」
「皆んなで何処か行くの?」
俺達が公園を出てショッピングモールに向かおうとすると切歌と調に遭遇する
「俺達はキャロルの服を買いにショッピングモールに行くんだ」
「切歌さんと調さんは何処に向かわれるんですか?」
「私達も同じ理由でショッピングモール」
エルフナインの質問に調がそう答える
「そうデス!私達も一緒にショッピングモールに行くデス!」
「今回はキャロルがメインだからな、どうするキャロル」
「彼奴でなければ好きにさせろ」
キャロルはそう言って歩き始める
「それじゃあそうさせて貰うデス」
「うん、それにしても本当に響さんは苦手意識を持たれることが多い」
「彼奴に悪気がないから何が悪いか理解できない分尚の事厄介な所だな」
「あはは、僕達も行きましょうか葉月さん」
「うん!」
俺達はキャロルの後ろを着いて行く形でショッピングモールを目指した
「キャロル先に行ってるがお前ショッピングモールの場所分かってんのか」
俺がそう聞くとキャロルは立ち止まり俺達の隣に戻って来る
「甘く見るなショッピングモールの場所くらい俺だって知っている。しかしお前達がどうしても俺と一緒に行きたいと言うのなら一緒に行ってやらなくもない」
「素直じゃねえな、一緒に行くぞ」
「ふん、仕方のない奴だなそこまで言うなら一緒に行ってやろう」
不機嫌そうな声でそう言いながらもキャロルの顔は笑っていた
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