戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
セレナが俺の事が好きね
「知ってた」
「そうだよね…え?え⁉︎知ってたの⁉︎」
「ああ」
セレナは俺の事が好きだとバレていないと思っていたのか驚きの声を上げる
「ちっ因みにいつ頃から」
「そうだな、大体2・3年前だな」
「それって最初からだよ‼︎う〜、恥ずかしいよ〜」
セレナはそう言って耳まで赤くしてその場に踞る
「大丈夫かよセレナ」
「そっそれで返事は…」
セレナは踞ったまま俯きそう聞く
「セレナが俺で良いってなら喜んで」
「え…良いの…」
「ああ、こんな時に嘘を吐ける程俺は器用じゃない」
俺はそう言って踞るセレナに手を差し出す
「うう…湊君‼︎良かった、本当に良かった‼︎」
セレナは泣きながら飛びついて来る
「おいおい、そこまで泣く事じゃないだろ」
「だって、断られたらって思ったら不安になって怖かったんだもん!断られちゃったら今まで通りの関係じゃ居られない、だったらいっその事ずっとこのままの方が良いんじゃないかと思ったけどやっぱり嫌で、湊君に私の事ちゃんと見て欲しくて」
セレナ…お前はそこまで考えてたんだな
「たく、これじゃどっちが年上か分かったもんじゃねえな」
「だって…だって…」
「そもそもな、俺が一緒に居たくもない奴を何時迄も居させる訳がないだろ、お前と一緒に居る時間が嫌いじゃないから一緒に居たんだよ」
セレナと一緒に居る時間はエルザやルナ彼奴らと違って安心感みたいなのがあって居心地が良かった。いつかこうなる事はなんとなく理解してたがいざそうなると何か変な感じがするな
「えっと…私と湊君付き合うって事で良いんだよね」
「ああ、これからよろしくなセレナ」
「うん!宜しく湊君!」
俺とセレナがそう話して居ると涙を啜る声が聞こえる
「良かったわね…セレナ」
「あんま声出すなよ気付かれるだろ…」
途中から気配を感じてたから俺は気づいてたぞ姉さん、セレナは気付いて無かったみたいだけどな
「…葉月ちゃん今は我慢するデスよ」
「…そうだよもうちょっと待って」
反対側では俺に向かって行こうとする葉月を止める切歌と調の声も聞こえる
「セレナ場所を変えるぞ」
「え?う…うん」
セレナはまだ気付いてないらしく疑問符を浮かべながら俺に着いて来る
「さっさっきから誰も居るはずのない所から声が聞こえるけどおばけかな…」
気づいてないのかも知れないがそれ全部お前の姉とその一行だぞ
「ちょ…葉月ちゃん」
「パパ‼︎セレナお姉ちゃん‼︎」
「おっ出て来たか葉月」
俺は俺とセレナに向かって走って来る葉月を受け止め頭を撫でる
「ぐっ偶然デスねお兄ちゃん」
「本当に偶然」
葉月が俺達の向かって走って行った事で隠れてるのが困難になった切歌と調が茂みから出て来る。その証拠に髪には草が付いて居る
「お前ら何か言う事あるんじゃないのか?」
「あはは…盗み聞きなんてしてごめんなさいデス」
「切ちゃん…セレナもごめんね」
「聞かれちゃってたんだ、恥ずかしいけど誰か人が来てもおかしく無かったから気にしないで」
セレナは気にした様子もなくそう言う
「それじゃあ帰るか、エルザからキャロルとエルフナインは先に戻ってるって連絡も来てるし」
「キャロルちゃんとエルフナインちゃんだけ?マリア姉さんとクリスは?」
俺の言葉に疑問を思ったセレナがそう聞く
「あの2人も何処かで休んでるんだろ」
「そうだね、帰ろっか」
「…良いのかな切ちゃん?」
「…今のお兄ちゃんに何か言えば私達まで怒られるから何も言わない方が身の為デス「なんか言ったか?」なっ何でもないデスよ、あはは」
切歌はあからさまな作り笑いをするが俺はそれをスルーして帰った。結局、姉さんとマリアは翌日の朝まで帰って来なかった
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