戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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232話

「漸くお目覚めか湊」

 

「パパおはよう‼︎」

 

翌日、俺が起きるとキャロルと葉月が既に起きていた

 

「悪いな、遅かったか?」

 

「いや、いつもより5分遅かっただけだ」

 

「だったら漸くって程でも無いじゃねえか」

 

「ふ、貴様が寝てる間に何があったかわかるまい」

 

キャロルが疲れ切った顔でそう言う、成る程俺が起きるまでの間ずっと葉月の相手をしてくれてたんだなお前

 

「ありがとなキャロル」

 

「ん…」

 

俺がそう言ってキャロルの頭を撫でるとキャロルは途端に大人しくなる

 

「お前に撫でられて居ると何処だかとても懐かしい気持ちになる」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、もしかしたら俺は覚えて居るのかもなパパの事を」

 

キャロルはそう言って俺にしがみついて来た

 

「パパ‼︎葉月も葉月も‼︎」

 

「分かった分かった」

 

俺はそう言って空いてる手で反対側に来た葉月を撫でる

 

「本当に見境ないなお前は」

 

「人聞きの悪い言い方をするな」

 

「確かに、昨日の今日でこれは見境がない」

 

「お前はいつからそこに居た‼︎」

 

俺はいつの間にか俺の部屋に入って来ていた調にそう聞く

 

「ついさっき」

 

「そうか、じゃあ朝飯にするか」

 

「「「うん(ああ)」」」

 

俺達はそう言ってリビングに向かった

 

「相変わらず切歌の奴はまだ寝てるのか」

 

「うん、切ちゃんがこんなに早く起きる事はまず無い」

 

「そうか「皆さん、おはようございます」お前も起きたのかエルフナイン」

 

俺達が朝飯を食べているとエルフナインが目を擦りながら起きて来た

 

「はい、とても良い香りがして」

 

「匂いに釣られて起きて来たのか、時期に出来るから顔洗って座って待ってろ」

 

俺がそう言うとエルフナインは顔を洗いに洗面所に向かった

 

「エルフナインの起きた原因が私とエルザと同じ」

 

「わっわたくしは偶々ルナが起きるまでの待っていただけであります。決して朝食の匂いで起きた訳ではないであります」

 

そう言うがお前俺達の前に出て来た時完全に寝起きだったじゃねえか

 

「美味しい」

 

「葉月さん誰も取ったりしませんのでゆっくり食べて下さい」

 

「貴方もでありますよルナ」

 

「甘いぞお前達、おかわりは早い者勝ちだ」

 

「今日は人数分しか作ってないからおかわりはないぞ」

 

「なら仕方ないな」

 

キャロルはそう言いながらあからさまにしょんぼりする

 

「そんなあからさまに落ち込まなくても良いだろ」

 

「落ち込んでなどいない」

 

「嘘を吐くならもう少しマシな顔で吐け」

 

「キャロルはもうすっかり湊さんに胃袋を掴まれてる」

 

「な⁉︎俺はそんな彼奴の様に単純じゃない‼︎」

 

調の言葉を否定するがその反面でキャロルは朝飯の手を決して止めたりしない

 

「キャロル、流石に説得力がありません」

 

「うっうるさい!俺はもう部屋に戻る」

 

キャロルは顔を真っ赤にさせて朝飯を一気に掻き込みそう言って食器を運んで自室に向かって行った

 

「今のキャロルは以前より少し楽しそうに見えます」

 

「どうなんだろうな、少なくとも今の所はまた世界をバラバラにしようとは考えてないだろ」

 

「うん、私もそう思うご馳走様そろそろ切ちゃんを起こして来る」

 

そう言って調も切歌を起こしに行った




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