戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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233話

「お兄ちゃん、宿題見て欲しいデス」

 

「宿題?お前らまだ終わってなかったのか?」

 

「夏祭りとかプールとか色々あって少しサボり気味」

 

俺がそう聞くと調はそう言って目を逸らす

 

「ふふふ、お兄ちゃん私はちゃんと進んでるデス‼︎」

 

「俺は終わったかどうか聞いてるんだよ、てか終わってない時点で威張るな」

 

「そっそう言うお兄ちゃんは如何なんデスか!」

 

「響さんの所為で私達より宿題を渡されたのは後、流石の湊さんでもまだ終わってない筈」

 

「あれくらい1週間もあれば終わるだろ」

 

俺がそう言うと切歌と調の顔は青ざめて行く

 

「もしかして湊さん」

 

「お兄ちゃん」

 

「「もう夏休みの宿題終わっちゃった(デスか)」」

 

「ああ、先週な」

 

俺は先々週、漸く響から夏休みの宿題を渡してもらえ宿題に取り込む事が出来た。その間料理以外の事はセレナ達が4人で分担してやってくれた為宿題は早くに終わった

 

「嘘デスよ、あの量をそんなに早く終わらせられるなんて」

 

「湊さん、答えを見てズルするのは良くない」

 

「答えなんて貰ってる訳ないだろ、自力で解いたんだ」

 

切歌と調は信じられないと言う表情で俺を見る

 

「わっ私達は湊さんよりも予定が入ってるだけ」

 

「そっそうデスよ、お兄ちゃんは宿題しかする事が無かっただけで私達にはする事がたくさんあるんデス」

 

「例えば何だ?」

 

「えっと…ゲームだったりプールに行ったり…あ、こっこの事はマリアには秘密でお願いするデス」

 

「マリアに言ったらきっと怒られるから私達だけの秘密」

 

切歌と調は必死になって俺に頼んで来る

 

「怒られるのが嫌なら進めてろよ、それと明後日から俺いないから此処に来ても意味ないぞ」

 

「何処か行くデスか?」

 

「フランスだ、近々獣人と人間の和平の会談があるらしい。んでもって、獣人側がそれに参加する条件として俺が居る事が前提に話を進めて欲しいって事だそうだ。この前ユノアから連絡があった」

 

「もっもしかしてその後フランスで遊ぶ何て事は無いデスよね?」

 

「さあな、それは分からない向こうで気が向いたら遊んで来るかもな」

 

「そんな⁉︎そこは遊ばないって言って欲しかったデスよ!」

 

切歌はそう言って俺を揺さぶる

 

「切ちゃん必死過ぎ、でも意外湊さんなら直ぐに戻って来そうなのに」

 

「どうせ日本に戻ったらまた響とかの所為で騒がしくなるだろうからな、偶には静かにのんびり過ごしたいんだよ」

 

「お兄ちゃんの家の近く海があったから羨ましいデス」

 

「湊君、切歌ちゃんと調ちゃんも連れて行ってあげられないかな?2人も来てくれた方が葉月ちゃんも楽しいだろうし」

 

「そうだな、一緒に来るかお前ら」

 

俺がそう聞くと切歌は一気に笑顔になる

 

「行くデス!」

 

「切ちゃんが行くなら私も行く」

 

「決まりだな、それにセレナがいるなら宿題も見てもらえるだろ」

 

「セレナお願いするデス」

 

「お願いセレナ」

 

「うん、頑張ろうね2人共」

 

こうして明後日フランスに行く日に切歌と調の同行が決まった




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