戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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22話

「広木防衛大臣の殺害を目論んだ者を捜査する名目で検問を配備、記憶の遺跡まで一気に駆け抜ける」

 

「名付けて天下の往来独り占め作戦」

 

(そんな作戦名で本当に良いのか?)

 

俺は疑問に思ったがそれを声に出さずに頷く

 

「ほら2人共、乗って乗って」

 

「お邪魔します了子さん」

 

「頼むぞ櫻井了子」

 

そう言って響は助手席に俺は後部座席に座る

 

「それでは作戦開始」

 

風鳴司令の言葉で作戦が開始され俺と響が乗った車を囲う様にして4台の車が並走する

 

「此処までは何も音沙汰無しか」

 

「そうね、でもそれが逆に怖くはあるわね」

 

「了子さん前‼︎」

 

急に道路の右端が崩れ響がそう言うと櫻井了子は車を左端に移動させ一台の車が落下して爆発する

 

「2人共しっかり捕まっててね。私のドラテクは凶暴よ、弦十郎君やっぱりこれって」

 

『ああ、まだ確認できて居ないがノイズだろう』

 

風鳴司令がそう言うので俺は通信機を起動させノイズの発生地を確認する

 

「この展開想定して居たより早いかも?」

 

「風鳴司令ノイズの居場所が分かった下水道に居やがる」

 

『ああ、此方でも確認した』

 

やっと確認したか

 

「悪いなやっぱあんたのドラテクって言うの信用出来ねえや」

 

「あら、途中下車はお断りよ」

 

「そいつは残念だな」

 

俺はそう言って後部座席の扉を開けて飛び降りる

 

『湊君!車がそちらに飛ばされたぞ!』

 

「たく、見れば分かるっての」

 

俺は後ろに飛んで車を避けバイクを走らせる

 

「大丈夫湊君!」

 

「ああ、大丈夫だ」

 

「湊君先行して頂戴、多分そろそろ下水道からノイズのお出ましよ」

 

俺は櫻井了子の言葉に頷き響と櫻井了子の車の前を先行する

 

「来たか」

 

〜Girar desig sandalphon tron〜

 

「悪いが、お前達の相手は俺だ‼︎」

 

《雷精翔騎》

 

俺はバイクに乗った状態で聖詠を行いシンフォギアを纏った後雷を纏ったバイクで突進してノイズを殲滅する

 

「湊君避けて!」

 

「まだ居たか」

 

俺は響と櫻井了子の乗った車を避けながらも一帯のノイズを粗方片付ける

 

「大丈夫か!」

 

「何とか了子さんこれ重いです」

 

「だったらいっそ此処に置いて私達は逃げましょう」

 

「そんなの駄目です」

 

「そりゃそうよね」

 

「くっちゃべってる暇は無いぞ」

 

俺はバイクを通信機の中に収納して大剣を構える

 

「湊君ちよ〜と時間を稼いで頂戴」

 

「分かった」

 

《雷精》

 

俺はそう言って上空に向けて雷を放ち防御に使う

 

「行ったぞ櫻井了子」

 

「ええ、勿論よ」

 

そう言って櫻井了子が手を前にかざすとエネルギーのバリアが展開される

 

「了子さん?」

 

「しょうが無いわね、貴方のやりたい事をやりたい様にやりなさい」

 

「私歌います」

 

〜Balwisyall nescell gungnir tron〜

 

響はそう言ってシンフォギアを纏う

 

「いけるな響」

 

「うん、やろう湊君!」

 

俺と響はそう言ってノイズに向かって行く

 

「だいぶ物になったみたいだな」

 

「こんなの湊君の攻撃に比べれば〜‼︎」

 

そう言って響はノイズを殴る

 

「今日こそは物にしてやる‼︎」

 

「させっかよ‼︎」

 

俺は響に蹴りを入れようとして居たネフシュタンの鎧を纏う姉さんを止める

 

「たく、この間と言いあたしの邪魔をしやがって」

 

「何のつもりだよ姉さん」

 

「あたしの上からの命令だからな、ん?あれがデュランダルか」

 

「行かせるか」

 

《影縫い》

 

俺は緒川と風鳴の技を真似して大剣を投げ何とか成功させる

 

「響‼︎今のうちにデュランダルを確保しろ!俺のは完全じゃないから直ぐに破られる」

 

「分かった!」

 

俺がそう言うと響はデュランダル目掛けて走り手に取る

 

「良くやった響、どうしたんだよ」

 

俺の声に一切反応しない響に疑問を覚え響に近づく

 

「グウウウ」

 

響が天に掲げるデュランダルの欠けて居た部分が修復されてデュランダルは完全に元の姿を取り戻す

 

「まさか響の奴」

 

「そんな力を見せびらかすな‼︎」

 

「辞めろ姉さん‼︎」

 

姉さんが持っていた杖でノイズを出現させると響は姉さんと俺の居る方に向けてデュランダルを振るう

 

「やっぱりデュランダルの力に取り込まれてやがる。仕方ない無茶な使い方をするが許してくれよ」

 

俺はそう言って通信機からインドラの槍を取り出す

 

「くっ‼︎」

 

「湊…お前…」

 

俺は姉さんの前に出てインドラの槍でデュランダルを受け止める

 

「何してやがる姉さん…そこに居られると邪魔だから逃げるならさっさと行ってくれ‼︎」

 

俺がそう言うと姉さんは何処かに飛んで行く

 

「く…はあ‼︎」

 

俺が押し返すとデュランダルは響の手から離れ起動を停止する

 

「はぁ…はぁ…」

 

「ん…湊君…」

 

「たく…本当に…お前は…」

 

俺は何かを言い切る前に限界が来て意識を失った

 

〜響side〜

 

「湊君…湊君しっかりして湊君‼︎」

 

私は倒れた湊君に何度も呼びかけるが湊君は返事をしない

 

「そんな…私湊君を…「大丈夫よ響ちゃん」了子さん」

 

了子さんはそう言って湊君の脈を測る

 

「うん、完全聖遺物同士がぶつかりあったのだから押し返した湊君にはそれなりに負荷が掛かったんでしょうね。でも大丈夫今は気を失っているだけよ」

 

了子さんの言葉を聞いて私は安心する

 

「でもこのままじゃ危険な状況に陥るかも知れないし弦十郎君を呼ぶから響ちゃんは湊君をそこまで連れて行ってあげて頂戴」

 

「わかりました」

 

私はそう言って湊君を背負い師匠の所に向かった

 

〜響side out〜




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