戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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戦姫絶唱シンフォギアAXZ編
239話


「全員揃ったか」

 

「緊急収集なんてして何の用だよ風鳴司令」

 

俺がそう聞くと風鳴司令はモニターを映す

 

「先輩‼︎」

 

「マリア姉さん‼︎」

 

「マリアそっちで何が起きてるの?」

 

モニターに映し出されたマリアに調がそう聞く

 

『翼のパパさんからの匿名でね、S.O.N.G.のエージェントとして魔法少女事変のバックグラウンドを探っていたの』

 

『私も知らされていなかったので、てっきり寂しくなったマリアが勝手に英国までついて来たとばかり』

 

『だから!そんな訳ないでしょ‼︎』

 

「コントは良いから進めてくれ」

 

俺がそう言うと緒川が話し始める

 

『マリアさんの調査そして、湊さんのある情報で1つの組織の名前が浮上して来ました。それがパヴァリア光明結社です』

 

「湊君の情報?」

 

「何かしたのか湊?」

 

「ああ、ちょっとな…」

 

歯切れの悪い俺の返答にその場の全員は疑問符を浮かべる

 

『すみません湊さん、あまり良い話ではありませんでしたね』

 

「いや、風鳴司令達に言ってなかった俺が悪いんだ。俺が話したのは10年前に俺が居たシンフォギア軍事兵化実験での事だ」

 

「その事に繋がるものがあったのか?」

 

『はい、これを見てください』

 

映し出される画像の中には俺だけじゃなく切歌と調にも見覚えのあるマークだったらしい

 

「チフォージュ・シャトー建造の為キャロルに支援をして居た組織だった様です」

 

「あのマーク見た事あるデスよ!」

 

「あれって確か」

 

「私とドクターウェルと通じFISを武装蜂起させた謎の組織です」

 

『そして、10年前英国に居た時に彼やアリスを苦しめた武装組織がこの組織の傘下だと言う事も調査でわかったわ』

 

「悪いがそのマークをとっとと消してくれ、見たくない物が見える…」

 

「如何したの湊君…なんだか震えてるみたいだけど」

 

「大丈夫だ…」

 

セレナの問いかけに俺はそう答える

 

「湊君少し来てくれ」

 

俺の様子のおかしさに疑問を覚えた風鳴司令は俺を呼ぶ

 

「済まないが少し失礼するぞ」

 

そう言うと風鳴司令は俺の服をめくり俺の背中を見る

 

「ちょ⁉︎師匠‼︎何やってるんですか‼︎」

 

「切ちゃんはみちゃ駄目」

 

「はわわ、何も見えないデス」

 

突然の風鳴司令の行動にその場に居た女性陣全員が慌てて目を逸らす

 

「これは…」

 

「しっ師匠、湊君の背中に何が」

 

響が顔を両手で覆いながらそう聞く

 

「済まないがこればかりは見せられるのはクリス君くらいだ。決して家族以外の友人に見せるそれではない」

 

風鳴司令は俺を気遣い姉さんだけに見せる事にしてくれた

 

「これって…」

 

「ああ、恐らくはそう言う事だ」

 

「そうか…悪い湊」

 

姉さんは悔しそうな声でそう言う

 

『フロンティア事変と魔法少女事変の双方に関わって居た組織パヴァリア光明結社』

 

「これを機会に知られざる結社の実態に至る事ができるかも知れません」

 

『存在を窺わせつつも中々尻尾を掴ませて貰えなかったのですが。マリアさんからの情報そして湊さんからの情報を元に調査部でも動いてみた所』

 

そう言って次に映し出された画像にはアルカノイズが映って居た

 

『これが撮影されたのは正常不安な南米の軍事政権国家バルベルデです』

 

「バルベルデか…」

 

「くっ、よりによってバルベルデかよ」

 

「装者達は現地合流後作戦行動に移って貰う。忙しくなるぞ!」

 

風鳴司令の言葉を聞いて俺達はバルベルデに向かった




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