戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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246話

「観測任務より帰還しました」

 

「ご苦労だった」

 

「はぁ、やっぱり本部が1番だ安心出来る」

 

本部に到着した藤尭が心底安心した声でそう言う

 

「だが今夜はまだ眠れそうに無いぞ」

 

「ええ、死ぬ思いをして手に入れたデータサンプルも有りますしね」

 

「そう言付けても無敵の怪物の出現か、パヴァリア光明結社を表舞台に引きずり出せた物のが一筋縄ではいかないようだ」

 

「大丈夫」

 

「そうデス次があれば必ず…あ」

 

切歌がそう言った所である事に気づく

 

「ごめんなさい、linkerが十分に揃っていれば次の機会なんて幾らでも作れるのに…やっぱり僕にはレシピの解析は…」

 

目に見えて落ち込むエルフナインを切歌は慌ててフォローしようとする

 

「何を言っている、linkerのレシピの解析が難しい事くらい此奴らも理解している筈だ。その上でお前と俺に任されているのだから急かされる道理はないそれに此奴らも諦めた訳じゃ無いだろうからな」

 

「キャロルの言う通りよ、私達はまだ諦めて無いもの」

 

「ごめんなさいよりも応援が欲しい年頃なんデス」

 

「ごめんなさいより欲しい」

 

「そう」

 

マリアはそう言ってエルフナインを撫でる

 

「それで湊君、先程の彼女達は一体?」

 

「ああ、彼奴らか?おい、ナイン、アイズ入って来い」

 

俺が呼ぶと2人は中に入って来る

 

「あたしはナイン・フォレスティアってんだ。お前らの事はアリアから聞いてるぜ」

 

「司令、先程のガングニールのアウフヴァッヘン波形を発して居たのは彼女です」

 

「そうか」

 

そう言うと風鳴司令はナインに近づく

 

「何だ?あたしに何かついてるのか?」

 

「そのガングニールのペンダントだがどの様にして入手したのか聞かせて貰いたいんだ」

 

「ガングニールをか?別に良いけどよ…あんた達もしかして天羽奏って奴の知り合いか?」

 

ナインの口から出た名前を聞いて風鳴司令達は驚く

 

「奏を知っているのか?」

 

「直接会った訳じゃねえんだけどよ、このガングニールの欠片の取引をしてた奴がその名前を口にしてたからよ」

 

「取引だと」

 

「ああ、そっから話す必要があんのか?」

 

ナインはそう言ってガングニールを手に入れるまでの事を話した

 

「て訳だよ」

 

「成る程な、まさか奏のガングニールの欠片が他国に流出してましてや裏取引までされていたとは」

 

「あり得ない話では無いわね」

 

「ええ、FISであれば不可能ではありませんね」

 

ナスターシャとマリアはFISの仕業だと考えているみたいだ

 

「君の事は分かった、俺が1番気になっているのはもう1人彼女の事だ。少なくとも人間じゃ無いだろう」

 

「それに関しては俺から話す」

 

そう言って今度は俺がアイズについて話す

 

「つまり彼女はパヴァリア光明結社が起動を目論んでいたオートスコアラーなのか?」

 

「確定じゃ無いが隠されていたって事は何かしらの理由があるんだろうよ」

 

「そうだな、彼女の保護は君に任せるとしよう。どうした⁉︎」

 

突然の警報音に風鳴司令がそう聞く

 

「司令!エスカロン空港にアルカノイズが出現して居ます‼︎」

 

「エスカロン空港か、湊君ナイン君、早速で悪いが2人でエスカロン空港に向かってくれ」

 

「「ああ(了解)」」

 

「私達も行くわ」

 

「まだlinkerの効力は効いてる」

 

「その間に倒せば済む話デス」

 

「分かった、風鳴司令ヘリを一機飛ばしてくれ」

 

「おう、元よりそのつもりだ」

 

俺達は風鳴司令の用意したヘリに乗ってエスカロン空港に向かった




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