戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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23話

〜響side〜

 

「ごめん未来、今日は帰れそうに無いよ」

 

『そっか、寮母さんに連絡はしたの?』

 

「うん、今日は友達の家に泊まるって言ってあるよ」

 

『分かった、それじゃあね響』

 

「うん、おやすみ未来」

 

私はそう言って未来との電話を切る。私はデュランダルを持ってからの記憶は曖昧だけど了子さんの話だと湊君が私や了子さんを助けてくれたそうだ

 

「まだ居たのか響君」

 

「師匠…私少しは戦える様になった。そう思ってたんですけど全然ダメダメでした。暴走するデュランダルの力、怖いのは制御出来ない事じゃありません。何の躊躇いも無く湊君とあの子に向かって振り抜いた事、私が何時迄も弱いばっかりに…もし湊君が止めてくれなかったら私…あの力で湊君もあの子も…」

 

今の私の中から出て来るのは後悔と自分の弱さの事ばかりだ

 

「確かに今の響君では1人の戦士として翼にもそして湊君にも及ばないだろう。だがな、数日前まで君はノイズとも真面に戦えて居なかったが今日の戦闘ではどうだ?多少なりともノイズに対処して見せた。これは君が成長して居る確かな証だ。君はこの数日で大きく成長出来ているそれは君の特訓をつけた俺が保証してやろう」

 

「ありがとうございます師匠」

 

「何気にするな、子供の悩みを聞くのも立派な大人の務めだからな」

 

師匠はそう言って私と湊君の居る医務室を出た

 

〜響side out〜

 

〜クリスside〜

 

あたしは泉の橋の上に佇んで居た

 

(完全聖遺物の起動には相応のフォニックゲインが必要だとフィーネは言って居た。あたしがソロモンの杖に半年もかかずらった事を彼奴はあっという間に成し遂げた。何よりも)

 

『何してやがる姉さん…そこに居られると邪魔だから逃げるならさっさと行ってくれ‼︎』

 

彼奴は…湊はあろう事か私を守る様にして立ち完全聖遺物インドラの槍でデュランダルを受け止めてそう言った

 

(彼奴はまだあたしの事を姉だって思ってくれてるってのにあたしは何をやってんだよ。彼奴と戦って胸の中のモヤモヤを膨らまして、元の昔みたいな関係に戻れないって事くらい最初から分かりきってた事だったのに)

 

「くそ…あたしは今度は本当の意味で独りぼっちになる訳だ」

 

あたしがそう言うと後ろから気配を感じる

 

「分かってる、自分に課せられた事くらいは。こんな物に頼らなくともあんたの言う事くらいやってやらぁ、あの2人よりもあたしの方が優秀だって事を見せてやる。あたし以外に力を持つ奴は全部あたしがぶちのめしてくれる!そいつがあたしの目的だからな」

 

あたしが彼奴の姉としてやってやれる事はたった1つ、彼奴をフィーネに利用させないようにしてやる事それだけだ

 

〜クリスside out〜




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