戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「さっさと終わらせろ響」
「うわぁ〜、まだ半分しか終わってないよ〜」
「それは響が毎日コツコツしないからでしょ自業自得」
数日後、翌日学校が始まると言うのに響の宿題が終わってなく響達の寮より俺の家からの方がリディアンに近い為俺の家で泊まり込みで宿題を終わらせるらしい
「ありがとう湊、泊まる許可くれて」
「お前が居た方が葉月も喜ぶからな、それに今更2人増えた所であんま変わんないから気にすんな」
俺はそう言ってゲームをする切歌と調を見るあの2人は米国から戻ってからずっと俺の所に居てもう自分の家みたいな感じになっている
「まあまあ、葉月ちゃんも楽しそうだし良いじゃん」
「そうだな、それがあの2人を此処に置いとく1番の理由って言っても良いかもしれないからな」
「それは切歌ちゃんと調ちゃんがちょっと可愛そうかな」
未来は苦笑いをしてそう言う。実際には2人共積極的に手伝いをしてくれる調なら夕飯を作るのを手伝ってくれたり料理の出来ない切歌は洗濯や洗い物を自ら率先してやってくれるその辺はかなり助かっている
「未来〜、此処教えて」
「未来お姉ちゃん一緒に遊ぼう」
「ごめんね葉月ちゃん、響の夏休みの宿題を手伝わなくちゃいけないんだ」
「それなら俺が見ててやるからお前は葉月と遊んでやってくれ」
「湊…うん、それじゃあ一緒に遊ぼうか」
そう言って響に勉強を教えるのを俺に変えて未来は葉月の部屋に一緒に遊びに行った
「これで数学と国語は終わった〜、後は読書感想文だけだしちょっと休憩」
「1番面倒なのを最後にして如何するんだよ」
読書感想文は1番面倒なので俺は真っ先に終わらせたが響は最後まで残してたみたいだ
「私じっと本とか読んでるの苦手なんだ」
「それは日頃のお前を見てたらなんとなく分かる」
「ねえねえ、湊君は何の本読んだの?」
「お前…まさかだが俺のを丸写しする訳じゃ」
「流石にしないよ!」
そうか、流石の響でも丸写しはしないか
「本なら結構な数あるから自分で選ぶか?切歌と調も俺が持ってた本から選んでたし」
切歌と調の夏休みの宿題が終わったのは響と未来が来る2日前、2人は俺の持ってる本の中から自分で選びそれで読書感想文を書いた。切歌でも書けるのがあったんだなら響が書けるのもある筈だ
「そうするよ、案内して」
「ああ、良いぞ」
「切歌、今から本見に行くから11時30分になったら呼びに来てくれ」
「了解デス「切ちゃん隙あり」何の!勝負はまだまだこれからデス」
俺と話している内にやられそうになった切歌は再びゲームに戻る
「本当に仲良いんだね切歌ちゃんも調ちゃんも」
「だな、さっさと本決めて読書感想文に取り掛かるぞ」
「は〜い」
そう言って俺と響は書斎に向かった
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