戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「うう…」
「切ちゃん心配なのは分かるけど」
「分かっているのデス!全ては分かった上での決断なのデス!」
俺達は本部から離れて出店に来ている
「たく、自分で選んでおいて何やってんだよ。美味いか葉月」
「うん!凄く美味しい‼︎」
「そうか、お前らは如何だ」
俺は前の席に座るキャロル達にそう聞く
「ふん、まあまあだな」
「る…ご主人が作った方が美味しい」
「ガンス、同じくであります」
「お前ら正直が過ぎるだろ、それ買ったクレープ屋は目と鼻の先なんだぞ」
それにクレープなんて向こうで数回作ったくらいだしな
「それじゃあ行くデス、んぐ⁉︎」
「チョコ明太子味なんて大冒険するから」
「私の奢りを残すなよ常識人、美味いじゃねえか」
如何やら姉さんの口にはあったらしい
「これは願掛けなんデス、成功すればきっとマリアとエルフナインの挑戦はきっと上手く行くのデス」
「そんなのが願掛けになれば良いけどな」
「クリスお姉ちゃんのも頂戴」
「ああ、んじゃ交換だな」
そう言って葉月と姉さんはストロベリー味とチョコ明太子味を交換する
「ん、でもやっぱ王道が1番かもな」
「葉月これ好き!」
「そうか、ほら口の周りにチョコが付いてんぞ」
姉さんはそう言って葉月の口の周りに付いたチョコレートをハンカチで拭き取る
「ありがとうクリスお姉ちゃん」
「悪いな姉さん」
「こんくらい気にすんな、……」
姉さんはそう言った後ディスプレイから流れるニュースを見て険しい顔をする
「良かったねあの子またサッカーができる様になるんだね」
「だと良いんだけどな、悩んで下した決断が何時も正しい訳じゃない、それどころか初めから正解がないなんて事もザラにある」
「ステファンの事なら翼からある程度聞いてる、姉さんのやった事は間違ってねえよ。彼奴は姉さんがああしなきゃ足を失うだけじゃ無く死んでたんだからな」
「ああ、ありがとな湊」
そう言って姉さんはクレープを食べる
「ご主人、アルカノイズの匂いがする」
「気が付いたでありますかルナ」
「風鳴司令達からの指示を待ってる訳にはいかねえな」
俺達はそう言って立ち上がる
「何処行くんだよ」
「アルカノイズだ、被害が出る前に行くぞ」
「アルカノイズだと⁉︎なら何でおっさん達からの指示がねえんだよ」
「発見してから俺達に指示を出すんだ多少のタイムロスがあるのは当たり前だ。切歌、調、葉月の事は頼んだぞ」
「任せるデス!」
「湊さん達も気を付けて」
そう言って切歌と調は葉月を連れて本部に向かう
「師匠響です」
「遅えんだよおっさん!こっちはもう向かってる途中だ!」
「獣人の嗅覚は発達してるからな、エルザ案内役はルナがやるからお前は鳩木と神奈月を探せ」
「ガンス、了解であります」
エルザはそう言って鳩木と神奈月を探しに行く
「クリスちゃん、師匠がヘリを私達の所に向かわせてくれるって」
「分かった、お前達は先に行けあたし達も後から追いつく」
「ああ、遅れすぎて倒した後でも文句は聞かねえからな」
そう言って俺とルナとキャロルは走って現場に向かった
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