戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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263話

「見つけた」

 

「ああ、だが彼奴はやべえな」

 

『見た事があるのか』

 

「ああ、6年前にな」

 

サンジェルマン達が連れている8つの龍の様な頭を持つ巨大なアルカノイズ、あれとは1度だけフランスにいる時に戦った事があるが他のノイズとは強さの桁が違う、あの時は単機で何とか倒せたが今倒せるかどうかと聞かれると正直言って厳しい

 

「湊‼︎」

 

「来たか翼」

 

「ああ、時期に立花達も到着する」

 

響達が来たとしてもあのサイズは

 

「翼あの巨大なアルカノイズは俺が1人で何とかする」

 

「な!無茶だ!1人で如何にか出来る物でもあるまい」

 

『あのノイズを6年前にフランスに同じ物が現れているらいし』

 

「その時も単機で倒したのか」

 

「ああ、あの時はかなり荒れてたからな」

 

あの時はリューが亡くなって間もなかったから自暴自棄になってノイズと戦った。俺を心配してくれて居たセレナやエルザ達の話を耳に入れる事もなく。だが自暴自棄になっていたからこそ倒せた

 

「そうか、何故荒れてたかどうかはあえて聞かない。だが私はお前の事を仲間だと思っている。私だけではない、立花も雪音もマリアも、暁も月読も神奈月も鳩木もそして叔父様達も皆お前の事を本当の仲間だと思っている。だから1人で抱え込む様な真似はするな、何かあれば我々も手を貸そう」

 

「ああ」

 

(本当にいらないお節介を焼いてくれる奴らだ、だがこの場所が俺は嫌いではない)

 

〜Girar desig sandalphon tron〜

 

〜Imyuteus amenohabakiri tron〜

 

そう言って俺と翼は聖詠を行いシンフォギアを纏いキャロルとルナはファウストローブを纏う

 

「いざ押して参る、はあ‼︎」

 

《千ノ落涙》

 

翼は空間から大量の青いエネルギー剣を具現化し上空から落下させて広範囲のアルカノイズを攻撃する

 

「今の内だ行け‼︎」

 

俺達は翼の言葉に頷いて巨大なアルカノイズに向かって行く

 

「漸くお出ましなワケダ」

 

「お前達の相手は俺だ」

 

「るる、私も居る」

 

そう言ってキャロルとルナがサンジェルマン達の前に立ちはだかる

 

「貴様はキャロル・マールス・ディーンハイム‼︎生きていたのか!」

 

「お前達も俺が記憶を燃やし尽くす前の知り合いか、しかしながら彼奴の邪魔立てをしよう物なら誰であろうと容赦はしない」

 

「悪いお前ら、エルザが来るまで持ち堪えろ‼︎」

 

「ふん、この貸しは高く付くぞ」

 

「ご主人、今日の夕飯はカレー」

 

「ああ、勿論だ」

 

俺はそう言って背中のブースターを噴射させ上空に飛び巨大なアルカノイズに向かって行く

 

(今の俺はあの時の1人でいた弱い俺じゃない。エルザが居てルナが居てキャロルが居てセレナが居る。後ろにはどうしよもないくらいのお節介焼き共に姉さん俺を慕ってくれてる後輩連中も居る。強くなる為の明確な理由が、やっと見つけた本当の意味で俺の守りたい場所がある)

 

「悪いな、早めに片付けさせて貰う」

 

そう言って俺は大剣の刃を巨大なアルカノイズに向けた




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