戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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267話

「彼奴らは何処に行ったデスか」

 

「そう遠くには行ってない筈だけど」

 

そう言って辺りを見渡す俺達に向けて銃弾が射出される音が聞こえる

 

「湊さん後ろ‼︎」

 

「その命革命の礎に」

 

俺は大剣で射出された銃弾を斬る

 

「何…」

 

「お〜」

 

「お見事デス、アニメや漫画でしか見た事無かったデス」

 

呑気な事言ってる場合かよ

 

「人の命を革命の礎にするね」

 

「間違ってる、命を礎だなんて間違ってるよ」

 

「3対4になったからって」

 

「気持ちが大きくなってるワケダ」

 

「3対8で済めば良いがな」

 

「いや、11対3だ」

 

その声と共に赤いエネルギーがサンジェルマン達に降り注ぐ

 

「翼さん!クリスちゃん!」

 

「「マリア‼︎」」

 

「セレナ」

 

そこにセレナや姉さん達が到着する

 

「くっ!」

 

「良い加減に聞かせて貰おうかパヴァリア光明結社その目的を!」

 

「人を支配から解放するって言った貴方達は一体何と戦ってるの‼︎貴方達が何を望んでいるのか教えて!本当に誰かの為に戦っているのなら私達は手を取り合える」

 

「手を取るだと傲慢な」

 

サンジェルマンは響の言葉を強く否定する

 

「我らは神の力を持ってしてバラルの呪詛を解き放つ」

 

「神の力でバラルの呪詛をだと」

 

「月の遺跡を掌握する」

 

月の遺跡って言うとフロンティア事変の時に俺が起動させたあれの事か

 

「人が人を力で蹂躙する不完全な世界秩序は魂に刻まれたバラルの呪詛に起因する不和がもたらす結果だ」

 

「不完全を改め完全と正す事こそサンジェルマンの理想でありパヴァリア光明結社の掲げる思想なのよ」

 

「月遺跡の管理権限をうわばいて人の手で制御するには神と呼ばれた旧支配者並ぶ力が必要なワケダ、その為にバルベルデを始め各地で儀式を行って来たワケダ、そしてその力と並び立つ為の最後のピースそれが治癒の錬金術と言うワケダ」

 

それでこいつらは俺を狙って来た訳か

 

「だとしても、誰かを犠牲にして良い理由にはならない!」

 

「犠牲ではない、流れた血も失われた命も革命の礎だ‼︎」

 

そう言ってサンジェルマンは銃を俺達に向けて射出する

 

「馬鹿な⁉︎全て防いだと言うのか⁉︎」

 

「くだらねえ…」

 

「何…」

 

「聞いてれば理想だの思想だの革命の礎だのそれらしい言葉を並べやがって、あんたらの勝手な考えに為にシンフォギア軍事兵器化実験でどれだけの多くの死者が出たのか分かってんのか‼︎」

 

「シンフォギア軍事兵器化実験だと…」

 

サンジェルマンは戸惑った表情をする

 

「馬鹿な!あの実験は中止になった筈だ‼︎」

 

「馬鹿な事言ってくれてんじゃねえよ‼︎現に俺達はその被害者だ‼︎」

 

《雷斬》

 

俺はそう言ってサンジェルマンに突っ込んで行く

 

「くっ!」

 

サンジェルマンは俺に向かって銃を乱射するが俺はその銃弾を全て斬り捨てサンジェルマンに接近する

 

「はあ‼︎」

 

「くっ!はあ!」

 

サンジェルマンは俺に向けて銃のトリガーを引いて出現した青白いエネルギーの竜を両断する

 

「此処は引くぞ!」

 

「彼奴に問い正す事が出来たワケダ」

 

「そう言う事だからバハハ〜イ」

 

「逃がすか‼︎」

 

《雷撃》

 

俺は大剣に集めたエネルギーの全てを使ってエネルギー砲を放つ

 

「クソが」

 

俺の攻撃が届く寸前にサンジェルマン達の姿が消える

 

「湊君…」

 

「悪い今は1人にしてくれ」

 

俺がそう言うとまだ何か言いたそうな響を翼が止める

 

「翼さん」

 

「今はそっとしておいてやれ立花」

 

翼の言葉を聞いて俺は何も言わずに雷鳥に乗って空に向かった




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