戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「フラワーって確かこの前安藤達に誘われた店だよな?」
「うん、こんにちは」
未来はそう言って中に入って行く
「いらっしゃい、おや?今日はいつも人の3倍は食べるあの子じゃなくて彼氏さんとかい?」
「違います、今日は私と友達の湊の2人です」
未来はそう言って席に座る
「じゃぁ今日はおばちゃんがあの子の分まで食べるとしようかね」
「食べなくて良いから焼いてください」
「焼く?って事は此処って何か食べる所なのか?」
「おや知らないで入って来たのかい?此処はお好み焼き屋だよ」
俺の言葉を聞いた店のおばちゃんがそう言う
「お好み焼き?」
「海外じゃあまり食べられないかもね、この子フランスからの留学生なんです」
「そうかい、それじゃあお好み焼きを食べるのは初めてかい?」
「名前だけなら聞いた事はあるが実際に食べた事はないな」
おばちゃんの質問に俺はそう返す
「だったら美味しいお好み焼きを食べて貰わないとね」
「お腹空いてるんです。今日はおばちゃんのお好み焼きを食べたくて朝から何も食べてないから」
それは流石に嘘だろ未来?
「お腹空いたまま考え込むとね嫌な答えばかり浮かんでくるもんだよ」
「ありがとうおばちゃん」
「何かあったらまたいつでもおばちゃんの所においで」
そう言っておばちゃんは丸い食べ物を皿に乗せてテーブルの上に置く
「これがお好み焼き…」
「そうだよ、未来ちゃんも熱いうちに食べな」
「はい、いただきます」
「いただきます」
未来が割り箸を持ってお好み焼きを食べるのを見て俺も同じように食べる
「美味しいなこれ!」
「でしょ、おばちゃんのお好み焼きは凄く美味しいんだ」
「それもあるけど誰かが作った物何てあんま食べないから、すげー暖かかった」
「フランスにはご両親が居るんじゃないのかい?」
「俺の両親はもう10年も前に戦争に巻き込まれて亡くなってるんだ、孤児院では俺が最年長だから誰かの作った物とか食べる機会はあんま無かったな。強いて言えば誕生日に皆んなが俺の代わりに色々やってくれる時くらいだったし」
おばちゃんの質問に俺はそう返す
「そうかい、そうとは知らず済まなかったね」
「知らなかったんだから気にしないでくれ。なあ、良かったら俺にお好み焼きの作り方教えてくれないか?孤児院に居る奴らにも喰わせてやりたいんだ」
「構わないよ、未来ちゃんも一緒にどうだいおばちゃん直伝のお好み焼きだよ」
おばちゃんはそう言って未来も誘う
「お願いします」
「それじゃあ、日曜日の朝空けておくから未来ちゃんもあの子が来れそうなら連れて来ると良いよ」
「はい、ご馳走様でした」
「ご馳走様」
「それじゃあね」
俺と未来は会計をした後そう言ってフラワーを出た
「良い人だったな」
「うん、それに湊の事も少し知れたしね」
「しっかし、こう見ると俺の食べた事のない食べ物って結構あるんだな」
たこ焼きにたい焼き本当に知らない食べ物ばっかだ
「さっきお好み焼き食べたばかりなのにまだ入るの湊?」
「そうだな…今日の所は辞めとく」
「あ、響‼︎」
「未来…は!来ちゃだめだ!戻って未来‼︎」
響が何かに気づきそう言う
「チッ!間に合え!」
〜Girar desig sandalphon tron〜
俺はサンダルフォンを纏いネフシュタンの鎧の伸長されたトゲを弾く
「しまった彼奴の他にも居たのか」
「何のつもりだ姉さん」
俺がそう聞くが姉さんは何も答えない
〜Balwisyall nescell gungnir tron〜
そこにガングニールを纏った響が間に入る
「湊君は早く未来を安全な所に」
「分かった、あまり無茶な事はするなよ」
俺がそう言うと響は頷き森の中に入って行くと姉さんもそれを追って森に入って行った
「大丈夫か未来」
「うん、響は!」
「響はお前をニ課に連れて行ったら即座に俺が応援に行くだからさっさとニ課に行くぞ」
「分かった」
《雷鳥》
俺と未来は雷鳥に乗ってニ課を目指した
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