戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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272話

「ん〜、お兄ちゃんのご飯はやっぱり美味しいデス調も一緒に連れて来てあげれば良かったデス」

 

あの後、戦闘の時の事を謝ったら普通に許してくれた。まあ姉さんじゃ此処まで簡単には許してくれなかっただろうが

 

「あんな突拍子のない事をするのはお前と彼奴だけだ」

 

「そうだよ切歌ちゃん、下手をしたらもう調ちゃんとも誰とも会えなくなってたんだよ」

 

「う…それについては今になってから物凄い勢いで反省してるデス」

 

此奴の反省してるは信じ難い物があるからな

 

「ま、明日会ったら調とマリアにも怒られるだろうな」

 

「おっお兄ちゃん!私と一緒に謝って欲しいデス!」

 

「お前が撒いた種だろ、それくらい自分で回収しろ」

 

そもそもの話俺が間に入った所で何も変わらないだろうし、多分調には逆効果だろうしな

 

「切歌お姉ちゃん一緒に遊ぼう!」

 

「良いデスよちょっと待って欲しいデス」

 

そう言って切歌は残りを一気に掻き込む

 

「葉月寝る時間だけはちゃんと守れよ」

 

「うん‼︎」

 

「任せるデスお兄ちゃん」

 

切歌は食器を運び終えるとそう言って葉月と一緒に遊びに行く

 

「切歌が来たら俺がゆっくりする時間が出来て助かる」

 

「葉月ちゃん異様に切歌ちゃんに懐いてるもんね」

 

「そうでありますね」

 

「きっと精神年齢が近いんだろうな」

 

俺がそう言うとセレナ達は苦笑いをする

 

「流石にそれは」

 

「ないとは言い切れないな」

 

「きっと大丈夫」

 

「まああの人よりかはしっかりしてるとわたくしは思うであります」

 

エルザの言うあの人は多分響の事なんだろう。確かに切歌と響ではどちらかと言うと切歌の方がしっかりしてるのかも知れない

 

「洗い物はわたくしがやっておくであります。湊は自分の部屋で寛いでいると良いであります」

 

「悪いなエルザ、なら頼む」

 

「ガンス、ルナは此処にいるであります。貴方が一緒に行くと湊が寛げる場所でも寛げないであります」

 

エルザは俺に着いて来ようとしていたルナの首の根っこを掴みそう言う

 

「る〜、ご主人〜」

 

「あはは、私達も行こっかキャロルちゃん」

 

「ああ」

 

そう言って俺達は各自の部屋に向かう

 

「お前は良いのか、自分の部屋を用意出来るって言ってんのに俺と同じ部屋で」

 

「ああ、それにこうしていると何かを思い出しそうなんだ」

 

キャロルは俺の隣に座って肩に頭を置いてそう言う

 

「もしかすると記憶を失う前の俺はパパとこんな風に過ごしていたのかも知れないな」

 

「如何だろうな、それは俺には分からない話だな」

 

「ああ、俺もそう思うだがこれが落ち着くんだ。お前が辞めろと言うなら辞めるのもやぶさかではないが」

 

キャロルは俺の目を見てそう言う

 

「ま、良いんじゃねえかずっと1人でやって来たんだこのくらいの事があってもバチは当たらねえだろ」

 

「そうか」

 

そう言ってキャロルは完全に体重を俺に預けて来て数分で眠りに付いた




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