戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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26話

~Killter Ichaival tron~

 

俺が未来を緒川に引き渡し響と姉さんの所に戻るとシンフォギアの聖詠が聞こえた

 

「あたしに…あたしに歌を歌わせたな!教えてやるあたしは歌が大っ嫌いだ!」

 

「歌が嫌い?「響‼︎避けろ」湊君‼︎辞めてよクリスちゃんは湊君のお姉さんなんでしょ⁉︎戦わないで先ずは話し合って「「テメェはすっこんでろ‼︎」」クリスちゃん?湊君まで」

 

「部外者はすっこんでろ」

 

「ああ、こっからは」

 

「「俺(あたし)と姉さん(湊)の姉弟喧嘩だ‼︎」」

 

俺と姉さんは口を揃えて響にそう言う

 

《BILLION MAIDEN》

 

姉さんはアームドギアとして携行型の2連装ガトリングガンを形成し両手に構えた2丁4門による一斉掃射を大剣で防ぎながら姉さんに突っ込む

 

「だったら此奴だ‼︎」

 

「甘いんだよ」

 

《MEGA DETH PARTY》

 

《雷精》

 

俺は姉さんの発射させた小型ミサイルを雷を放出して粉砕する

 

「湊君‼︎クリスちゃん‼︎避けて‼︎」

 

響にそう言われて俺と姉さんが上を見るとノイズが上空から降下して来て居た

 

「邪魔すんじゃねえよ‼︎」

 

《雷精》

 

俺は上空に向けて雷を放ちノイズを倒す

 

「命じた事もロクに出来ないなんて、貴方は何処まで私を失望させるのかしら」

 

「フィーネ」

 

フィーネ?終わりの名を持つ者

 

「此奴と湊が居なくたって戦争の火種くらいあたし1人で消してやるそうすればあんたの言うように人は呪いから解放されてバラバラになった世界は元に戻るんだろ!」

 

「はぁ、貴方にもう用はないわ」

 

「何だよそれ!フィーネ‼︎」

 

「分からない子ねこう言う事よ」

 

フィーネと呼ばれた人間は姉さんが使って居た杖を姉さんに向けてそう言ってその場を後にする

 

「まさか姉さん‼︎」

 

「は!」

 

姉さんが気づいた時にはノイズは姉さんの目の前にまで来て居た

 

「くっ!」

 

「湊君‼︎」

 

「…湊…お前…」

 

俺は何とか対処をするがその内の1匹がサンダルフォンの肩部分を貫通する

 

「お前馬鹿かよ…」

 

「馬鹿はどっちだよ…姉さん」

 

俺がそう言うと姉さんは悔しそうな表情を浮かべ俺を抱えてその場を去る

 

「此処まで来てくれれば大丈夫だ…」

 

「そうか」

 

そう言って姉さんは俺をベンチに降ろす

 

「結局何なんだろうなお前のその力」

 

「さあな、考えても仕方ねぇよ分かんねえもんは分かんねえんだからな」

 

「その…助かった、じゃあな「待ってくれ姉さん」何だよまだやりたいねえのか?」

 

俺が呼び止めると姉さんは振り返ってそう言う

 

「違えよ、これからどうするんだ。姉さんはこれまでフィーネ彼奴の所に居たんだろ。でも彼奴は姉さんを捨てたなら彼奴の所に戻る理由は無いんじゃないか?」

 

「これまで通りだ、居場所のないあたしは頭なく彷徨うだけだ「だったら!」あ?」

 

「だったら俺が姉さんの居場所になる‼︎」

 

気がつけば俺はそう言って居た

 

「お前何言って」

 

「俺思うんだ。今この場を逃したら姉さんもう2度と俺の前に現れないつもりだろ」

 

図星だったのか姉さんは罰が悪い顔をする

 

「俺もう嫌なんだよ…家族が居なくなるのは…大事な人が居なくなるのは…もう懲り懲り何だよ‼︎」

 

「でもあたしはお前の敵で…」

 

「敵か味方かなんてどうだって良い‼︎俺はまた姉さんと一緒に居られれば‼︎日本に来た目的も姉さんを探すだめだ‼︎」

 

「あたしを探す為…」

 

俺は姉さんの言葉に頷く

 

「2年前姉さんが囚われてた武装組織が衰退した結果全員が国連軍に救出されて各国に帰国したって聞いて急いで帰国したんだ。でも俺が帰国した時には既に姉さんは消息不明になってた。それからずっと探してた。カナダ、イギリス、色んな国に行ったけど見つからなくて次に日本に来たんだ」

 

「それであたしを見つけたって訳か」

 

「ああ、見つけた時は本当に嬉しかった。でも敵だって分かって辛かった…本当は刃を向ける事も躊躇った…でも戦場に事情を持ち込む訳にいかないって自分に言い聞かせて、姉さんを傷つけたくないって気持ちを殺して戦ってた」

 

気づけば俺は今まで心の奥底に隠して居た事を涙を流しながら話して居た

 

「湊…」

 

「姉さんが歌が嫌いならそれでも良い!その分俺が歌を歌って世界の平和を掴んで見せる‼︎だから…だからもう俺を1人にしないでくれ…1人は辛いし寂しいよ…」

 

「分かった、約束するもう絶対に2度とお前を独りぼっちになんてしない。だから約束してくれお前もあたしを独りぼっちにしないでくれ」

 

姉さんはそう言って俺を抱きしめる

 

「分かった、俺ももう絶対に2度と姉さんを独りぼっちになんてしない約束する」

 

「さて帰ろうぜあたし達の家に」

 

「ああ」

 

俺はそう言って姉さんの手を取って借りアパートに帰った

 

〜クリスside〜

 

「風呂上がったぞ」

 

あたしがそう言って風呂を出ると湊は既に寝て居た

 

「たく、こう言う所は全然違ってねえんだな」

 

「姉さん…」

 

「何だ湊」

 

「生きててくれてありがとうお姉ちゃん…」

 

きっと此奴は昔のあたしと合ってるんだろう。でもだからこそ聞けた此奴の本音、此奴の本質は今でも変わってねえんだ。優しくて弱虫でそんな自分を隠そうと努力してそれが空回りして無愛想な奴に見られてる

 

「あたしの方こそ生きててくれてありがとな湊」

 

そう言ってあたしは湊の隣に布団を敷いて眠りに着いた

 

〜クリスside out〜




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