戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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280話

「ぐうの音も、何⁉︎」

 

プレラーティは倒したと思った俺と調がトンネルから出て来た事に驚く

 

「調この先に住宅地がある、そこに出るまでに仕留めるぞ」

 

「はい!」

 

俺と調はプレラーティの両サイドに並ぶ

 

「くっ!動きに合わせて来たワケダ」

 

「神の力そんな物は作らせない‼︎」

 

「それは此方も同じワケダ‼︎」

 

(可笑しい此奴らの目的は神の力を作り出す事だった筈だ。なのにどうして此奴はその力を作り出すのを否定する)

 

俺がそう考えて居るとプレラーティはけん玉の上に立つ

 

「宴どもには激流がお似合いなワケダ‼︎」

 

「この際ある程度の破損は俺が責任を持つ、調道路の壁を壊すぞ」

 

「やあ!」

 

《α式 百輪廻》

 

《雷鳴》

 

俺と調は無数の歯車と雷を纏った剣を飛ばして道路の壁を壊して瓦礫の坂を作りプレラーティの上を取る

 

「うああ!何⁉︎」

 

プレラーティはけん玉の持ち手をぶつけ俺と調の軌道を変える

 

「此処で終わらせるぞ調」

 

「はい!」

 

《雷月ノ疾双》

 

俺の《雷精翔騎》の状態のバイクに後方から調の《非常Σ式 禁月輪》のホイールが変形した巨大な二輪が接続し、チャリオットとして構築、地上を疾走しプレラーティに向けて突進する

 

「アダムは危険だとサンジェルマンに伝えなきゃならないワケダ‼︎こんな所で‼︎」

 

そう言ってプレラーティも持ち手を槍の形に変えて突進してくる

 

「「はあああ‼︎」」

 

「サンジェルマン!サンジェルマーン‼︎」

 

俺と調はプレラーティの攻撃を打ち破りぶつかり合った時に起こった炎を駆け抜ける

 

「勝てたの…」

 

「だろうな」

 

調の言葉に対して俺はそう返す

 

「立てるか調」

 

「ユニゾンって本当はこんなに体力が持っていかれるんだ」

 

調は切歌とのユニゾンの違いを確認しながら俺の手を取って立ち上がる

 

「起源が同じってのが関係してるんだろうな、彼奴らも心配してるだろうし戻るか」

 

「はい「調〜‼︎」此処だよ切ちゃん」

 

調はそう言って俺達の所に向かって来るヘリに乗る切歌達に向けて手を上げる

 

『アダムは危険、彼女は確かにそう言ったのか?』

 

「ああ」

 

俺達はヘリで調神社に向かいながら風鳴司令と通信を繋ぎプレラーティの言った事の真意を考えて居た

 

「仲間内で何かあったのか、それとも我々を混乱させる為の策略か」

 

『どちらにせよ彼女を倒してしまった以上それの確認をする事は出来ないな』

 

そう風鳴司令の言う通りプレラーティを倒した以上それを確認する方法は無い

 

「それと風鳴司令、神殺しその力を持つ完全聖遺物が奉納されて居る遺跡が米国で見つかったらしい」

 

『君の話では調査にはミミ君とルカ君2人を向かわせて居るんだろ?』

 

「ああ、だがちょっと面倒な事態が発生してな。如何やらその遺跡の中でアルカノイズがうろついてるらしい」

 

『アルカノイズ…錬金術師が関わって居るのか?』

 

「そう考えるのが妥当だろう、その確認も込みで明後日キャロルと米国に行くつもりだ」

 

『そうか、今は神殺しの情報が少しでも欲しい確たる物があれば此方としても動きやすくなる。頼んだぞ湊君』

 

「ああ、そいつは俺も同じだ」

 

そう言って俺は風鳴司令との通信を切った




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