戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「これがこの遺跡の最深部か」
「ああ、此処に神殺しに関する情報があるかもしれない、プレラーティは引き続壁画の文字の解析、他は聖遺物の捜索にあたれ」
俺がそう言うとプレラーティは壁画の解析に辺り俺達は聖遺物の捜索を始める
「これは…」
「何かわかったのかプレラーティ」
それまで壁画の文字の解読をしていたプレラーティが何かを発見して声を上げた
「今から約2000年程前にも1度神の力がこの世に君臨しているワケダ。この遺跡の最奥に奉納されている聖遺物は神殺しの力を宿しているワケダ」
やっぱりあったか神殺しの聖遺物
「ねえプレラーティ!これってそうじゃない?」
カリオストロも何かを発見したらしくプレラーティを呼ぶ
「間違いないワケダ、これが此処に奉納されている完全聖遺物スルトの剣、神をも両断する黄金の剣」
「でもこれ全然抜けないのよね」
カリオストロは地面に突き刺さるスルトの剣を何度か抜こうとしたのかそう言う
「全ての聖遺物に適合のあるお前なら抜けるだろ」
「ああ、だろうな」
俺がそう言ってスルトの剣を引っ張ると簡単に抜けた
「意外とあっさりしてるわね」
「だな、他に何か記述はあったか?」
「ああ、お前の治癒の錬金術に関する記述もあったワケダ。治癒の錬金術それは神を宿す者に与えられた力、その力は正しく使えば多くの者を癒し、誤って使えば世界すらも破滅に導く事の出来る物だと記されていたワケダ」
世界すらも破滅に導く事の出来る力か…確かに使い方によっちゃ何度倒れても立ち上がる無敵の軍隊を作ることも難しくないだろうな。それに神を宿す者に与えられた力って事は俺の中に神が宿ってるって事なんだろうな
「剣も抜けたし地上に出るぞ」
「でも扉の向こうにはアルカノイズが居るのよ?あーし達が入った時間からして対処出来る数を超えてると思うけど?」
「それに関しては問題ないワケダ。あれは扉の持ち手の蛇の認識で現れると言う記述もあったワケダ」
つまりあのアルカノイズは此処に入る資格のない人を追い払う為の物だったのか
「出口は他に無いのか?」
「それに関する記述は特には無かったワケダ」
「そうか、ん?足音が聞こえるが気のせいか?」
「いや、確かに誰かの足音が聞こえるワケダ」
俺達が耳を澄ませるとキャロルが寄り掛かってる壁の向こうから足音が聞こえる
「誰かいるのか?」
「その声、もしかして湊?」
壁の向こうから聞こえる声に俺は聞き覚えがある
「もしかしてだがルカか?」
「そうだよ!私だよ!」
「どうかしたのかルカ?」
そこに翼の声も聞こえる
「お前ら何でそんな所に居るんだ?」
「実はだな」
翼の話によればミミとルカが見落としがないか壁画の解析をしていると翼の踏んだ床が沈み今の通路に行き着いたそうだ
「お前らの方の収穫はどうだ」
「特にはない、強いて言えば約2000年程前に神がこの地に降りて居る事くらいだ」
俺の質問に翼がそう答える
「そうか、こっちは神殺しの完全聖遺物が手に入った」
「!そうか、近くにいるのなら合流をしたいがどうしたものか」
「それなら多分」
俺がその壁に手をかざすと壁が形を変え翼達の道に通じる通路が出来る
「一体何が」
「私達が来た時はこんな通路無かったよね?」
「多分俺たちの方にアルカノイズがいた事と同じ原因だろう」
俺はそう言って俺達の方にアルカノイズがいたおおよその理由を話した
「成る程、そう言う事だったのか」
「ああ、さてそっちにはアルカノイズもいなかったんだろうし俺達も地上に戻ろうぜ」
「ああ、そしてアダムの奴に一泡吹かせに行くワケダ」
そう言って俺達は地上に戻る為翼達の来た道を戻って行った
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