戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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285話

〜アリスside〜

 

私とセレナさんの模擬戦、私が勝ったのは良かったけどマリアは私を心配そうに見ていた顔が忘れられない

 

「アリス少し外で話しましょう」

 

「う…うん」

 

マリアの言葉に私はそう返す

 

「アリス、貴方は彼みたいになりたいそう言ったわね」

 

「うん、私は兄にみたいになりたい」

 

「それは無理な話よ彼と貴方じゃ実力が違いすぎるもの。貴方じゃ彼にはなれないわ」

 

マリアは私を見てそう言う

 

「私は別に兄にになりたい訳じゃ…」

 

「いいえ、マムの言っていた貴方のして来た事を聞いたけど…全て彼がして来た事、貴方は彼の影を追いかけているだけ。彼のような強さを求めるあまりに貴方らしさを見失ってしまっているわ」

 

「私らしさ」

 

「私もそうだったもの、強さを求めて自分の弱さから目を背けて私らしさを見失ってしまっていた」

 

マリア…

 

「私分からないんだ、どうやったら強くなれるのか。ねえマリア、マリアの知ってる私らしさって何?ずっと私は兄にの後ろ姿ばかり追いかけて来た。そんな私に私らしさ何てあるのかな?」

 

「貴方らしさ、それはアリスが自分で見つけなきゃいけないものよ。大丈夫よアリスならきっと見つけられるわ。だって貴方は雪音湊じゃなくてアリス・フェアリスだもの」

 

「マリア…うん、考えてみるよ私らしさがどんな事なのか」

 

「ええ、そうしなさい。そろそろ帰りましょうこれ以上は切歌と調が心配するでしょうしね」

 

私とマリアはそう言って切歌ちゃんと調ちゃんの待つマンションに戻った

 

〜アリスside out〜

 

「どうした湊」

 

急にくしゃみをする俺に対して翼がそう聞く

 

「いや、なんでもないそれで何の話だ?」

 

「ああ、スルトの剣だが私にも試させて貰えないだろうか?」

 

「スルトの剣を?別に構わないがどうしたんだ急に?」

 

「お前にはレーヴァテインと言う神殺しの力を宿す完全聖遺物があるのだろう?ならばスルトの剣は他の者が持った方が戦力となるのではないかと思ってな」

 

確かに、いくら全ての聖遺物や完全聖遺物に適合するからと言って2つの完全聖遺物を同時に使用するのは流石に疲れる

 

「分かった、1度試してみるか」

 

「ああ」

 

俺達はそう言ってアリアの家にあるトレーニングルームに向かう

 

「まさかアリアの家に鍛錬場まであったとはな」

 

「此処にはない施設の方が多いんじゃないか?」

 

何故俺達がアリアの家にいるのかと言うと今日の宿を取りに行く途中に偶然アリアに会い泊まる場所が決まってないなら自分の家に来て欲しいと言われた為にその行為に甘えさせて貰った

 

「それじゃあ始めるか」

 

「ああ」

 

俺はそう言ってスルトの剣を取り出して翼に渡す

 

「くっ!こんなに重いのか」

 

「適合がなかったそもそも地面から抜けなかった訳だからな、それなりに重いだろうな」

 

「ああ、だが私も此処で引き下がるわけにはいかない」

 

そう言って翼はスルトの剣を持つ手に力を込める

 

「くっ!」

 

「もう大丈夫だろ」

 

「ああ、ふっ‼︎」

 

そう言って翼はスルトの剣を振るう

 

「如何やら適合はしてくれたようだ」

 

「そうか、アダムとの決戦時にはお前も出て貰う必要が出たな」

 

「ああ、私はもう少し此処で慣らしておきたい。夕食が出来たら呼びに来てくれ」

 

「ああ、分かった」

 

俺はそう言ってトレーニングルームを出た




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