戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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287話

〜切歌side〜

 

「お兄ちゃん早く…」

 

「兄に…」

 

私とアリスでセレナを支えながらお兄ちゃん達を待つ

 

「はあ!」

 

「ふ!」

 

響さんはあの錬金術師と協力して戦って居る

 

「暁!セレナ‼︎」

 

「翼さん!」

 

「遅れて済まない」

 

そこに翼さんが到着する

 

「翼さんセレナは大丈夫デスよね」

 

「大丈夫だ暁、気絶しているだけだ」

 

翼さんの言葉を聞いて私は安心する

 

「暁と君は2人でセレナを本部に」

 

「翼さんは」

 

「全く、先走りすぎなワケダ」

 

その声に私達だけじゃなくアダムと戦っていた錬金術師も振り返る

 

「カリオストロ…プレラーティ…生きていたのか」

 

「ええ、今此処に居ない彼のおかげでね」

 

「今此処に居ない彼?一体誰の事を…何だ⁉︎」

 

錬金術師がそう言うと空から炎がアダムに向かって飛んで行く

 

「間に合ったみたいだな」

 

「お兄ちゃん」

 

「兄に」

 

そこには翼を生やして空を飛ぶお兄ちゃんの姿があった

 

〜切歌side out〜

 

「漸く現れたか雪音湊」

 

俺の姿を見たアダムはそう言う

 

「全員無事か?」

 

「セレナ以外全員無事デス!」

 

「そうか、ミーシャ悪いが先ずは彼処の3人を連れて本部に向かってくれキャロルが本部のある潜水艦を水上に浮上させてくれているだろう」

 

「分かりました、皆さん捕まって下さい」

 

ミーシャはそう言って切歌達を連れて本部に向かって行く

 

「待て雪音湊‼︎」

 

俺がアダムに向かって行こうとするとサンジェルマンが俺を止める

 

「何だ」

 

「彼奴はお前1人では倒せない相手なワケダ」

 

「そうそう、あーし達とも協力しなきゃ」

 

「我々と共にアダムを撃ってくれ雪音湊」

 

サンジェルマンがそう言って手を差し出して来る

 

「足手まといになる様なら切り捨てるからな」

 

「ああ、それで良い」

 

「我々も行くぞ立花」

 

「はい、翼さん‼︎」

 

サンジェルマンはそう言ってファウストローブの武器の銃で空中に足場を作りティキの元に向かう為の足場を作った

 

「行け!」

 

「はあ!」

 

「あーし達が彼奴を食い止めるわ」

 

「お前達は構わずティキを倒す事に集中すれば良いワケダ」

 

カリオストロとプレラーティと響が3人がかりでアダムに攻撃を仕掛ける

 

「ああ、なら構わず使わせて貰うぜ、翼‼︎」

 

「ああ」

 

俺と翼はサンジェルマンの作った足場を利用し空中に居るティキに向かって行く

 

「させはしない好きに!僕だけなんだよ触れて良いのはティキのあちこちに」

 

「そうはさせるか!」

 

アダムがティキを守る様に俺と翼に錬金術で攻撃をするが翼がその攻撃を防ぎ地面に着地する

 

「はあ!」

 

「くっ!」

 

俺があと少しでティキに届く所でアダムはもう一度俺目掛けて放った錬金術を防ぎ俺も地面に着地する

 

「ですが局長、ご自慢の黄金錬成はいかが致しましたか?」

 

「あーし達に手心を加える必要もないのにどうしてあの馬鹿みたいな火力をかいちょうしないのかしら?」

 

「大方天からの霊ラインチャージはお前からしても予定外だった。その為門の開放に消耗し黄金錬成させるだけの力が無いのが丸わかりなワケダ」

 

いつまで経ってもあの高火力の火の玉が来ないと思ってたがそう言う事か

 

「はあ!」

 

サンジェルマンが発射した銃からは青い竜の様な物が現れた

 

「ふっ」

 

アダムはそれを帽子を飛ばして防ぐ

 

「はあああ‼︎」

 

サンジェルマンとアダムの攻撃がぶつかり合って出来た煙の中から響がアダムに向けて打撃を叩き込もうとするがそれは受け止められる

 

「どうしたもう終わりか?「はああ!」ぐっ!」

 

響に気を取られている内に翼が近づきスルトの剣でアダムの腕を斬る

 

「今だ雪音湊!ティキが完全に神の力に至る前に!」

 

「わかって…」

 

俺はティキの元に向かおうとした所で可笑しな点に気がつく

 

「お前その腕…」

 

アダムの腕からはまるで機械の様に電気が散って居た




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