戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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296話

「湊君‼︎」

 

「セレナか…」

 

響が掌握した神の力を破壊した所でセレナ達残りの装者が到着する

 

「くっ!雪音湊…貴様‼︎」

 

アダムはアイギスの槍を地面に突き立てて体を支える俺を睨みつける

 

「だが、お前達が分かり合えるものか、バラルの呪詛がある限り呪詛を施したカストギア、アヌンナキを超えられぬ限り、だが1つになれば話は別だ統率者を得る事で無秩序な部隊は完全隊へと「だとしても‼︎」ん?」

 

「分かり合う為に手を伸ばした事無意味では無かった‼︎」

 

「ああ、このバカの言う通りだ」

 

「お前の語った通り私達1人1人の出来は良くない」

 

「だから何ちゃらの一つ覚えで何度だって立ち上がって来たのデス」

 

「諦めずに何度でも、そう繰り返す事で一歩ずつ踏み出して来たのだから」

 

「貴様1人に何時迄も遅れを取る俺達だと思ってくれるな」

 

「たかだか完全を気取る程度で私達不完全を上から支配出来るなどと思うてくれるな‼︎」

 

響の言葉に続いて翼達がそう言う

 

「確かに、この世界には統率者が必要だ。だがそれは決して局長、貴方の様な人じゃない」

 

「そうね、例をあげるとすれば彼かしらね」

 

そう言ってカリオストロは俺を見る

 

「統率者にとって最も重要なのは人望と他者からの信用、そしてアダム・ヴァイスハウプトお前にはその2つが決定的に抜けているワケダ」

 

「どうしてそこまで言える、大きな事を、大きな顔で」

 

アダムはそう言ってアルカノイズを出現させる

 

「人でなしには分からない‼︎」

 

響がそう言うと全員がアルカノイズとの戦闘を開始する

 

「湊さんが動けるようになるまで私達が」

 

「湊さんを守ってみせます」

 

「悪いお前ら」

 

俺は神の力を構築して自身の傷を治して行く

 

「此処まで治れば、お前達もう良いぞ!」

 

俺がそう言うと鳩木と神奈月は中央を開ける

 

「悪いアテネ、一旦眠っててくれ」

 

『はい、私は何時でも貴方の心のままに』

 

アテネがそう言うとアイギスが消える

 

「何時迄も神様に任せっきりって訳にも行かねえからな」

 

〜Girar desig sandalphon tron〜

 

《雷鳥》

 

俺は聖詠を行いシンフォギアを纏って直ぐに大剣を投げ雷鳥を出現させてアルカノイズを倒す

 

「は、漸く来やがったか」

 

「悪いな、遅れて此奴は本の礼だ」

 

俺は溜めに溜めたフォニックゲインを全員に行き渡る様にして放つ

 

「ギアの出力が向上した、これならば湊‼︎」

 

「ああ!彼奴にデカイのを喰らわせてやる‼︎」

 

《天雷ノ逆鳥》

 

俺と翼は上空に飛び翼の天ノ逆鱗と俺の雷鳥を融合させ翼が剣となった巨大な雷鳥が俺と翼を乗せてアルカノイズを殲滅しながらアダムに向かって行く

 

「調子に乗るな、人間風情が‼︎」

 

アダムは障壁を張って俺と翼の攻撃を防ぐ

 

「ふ、所詮はこの程度」

 

「ああ、だが片腕を失って居る貴様ではこれには対処出来まい。立花‼︎」

 

「はあああ!」

 

俺と翼がアダムの注意を引きつけてる内に響は体勢を立て直しアダムに殴り掛かる

 

「やったデスか?」

 

「まだだろうな」

 

「ああ、相手は統制局長そう簡単に終わらせてはくれないだろう」

 

響の攻撃が命中する直前に後ろに飛んで交わした俺と翼は切歌にそう言う

 

「案外エクスドライブに何なくてもいけるかも知んねえな」

 

「いや、そうでもないらしい」

 

「やっぱりか…」

 

土煙が晴れるとそこには失った筈の左腕で響の拳を受け止め放り投げるアダムの姿があった




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