戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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311話

「如何して兄に…私何かしたかな?」

 

「お前俺がフランスから何も報告を受けてないと思ってるのか?」

 

「それは…」

 

俺がそう言うとアリスはそう言って俯く

 

「分かった、私が勝ったら兄にも私を認めてくれるんだよね」

 

「ああ、俺に勝てたらな」

 

〜Crimson glacier fenrir tron〜

 

〜Girar desig sandalphon tron〜

 

俺達はそう言って聖詠を行いシンフォギアを纏った

 

〜マリアside〜

 

「お兄ちゃんどうしちゃったんデスかね?」

 

「うん少し強引だった、湊さんらしくない」

 

「そうでもしないとアリスが自分と向き合えないと思ったんでしょうね」

 

私達は別室でアリスと彼の勝負を見ながら切歌と調にそう言う

 

「アリスが自分と?」

 

「どう言う事デス?」

 

「アリスはずっと彼の影を追っているだけなのよ、マムから聞いた報告も全て雪音湊、彼がしていた事を真似をしているだけだったらしいわ」

 

アリスは言っていた。マリアの知ってる私らしさって何?と、ずっと彼の後ろ姿ばかり追いかけて来た私に私らしさ何てあるのかと

 

「アリス戦い方が私達とフィーネにいた頃と結構変わってる」

 

「調もデスか?私もそんな気がするデス」

 

切歌と調の言う通りアリスの戦い方が少し変わっている。セレナの時も同じ事を思ったけど武装組織フィーネあの時のアリスの戦い方は自分の得意なスピード生かした戦い方だったのが力任せに剣を振るう戦い方に変わっていて体もそれについて行けていない

 

(アリス…貴方はそれに気づいていない、いえ自分が見えなくなりすぎて気付けていないんでしょうね)

 

今のアリスは本当によく似てるセレナにエルフナインに自分らしくある事こそが強さだと教えて貰う前の私に、だからこそ私はアリスを放ってはおけない

 

「このままじゃアリスはフランスに帰る事になっちゃうデスよ」

 

「せっかくまた皆んなで一緒にいられると思ったのに…」

 

切歌と調は本当に寂しそうにそう言う

 

「貴方達…」

 

「ですが仕方のない事です」

 

「「「マム」」」

 

そこにマムが入って来た

 

「切歌、調、貴方達の言いたい事も分かるつもりでいます。ですがこれから貴方達が向かうのは戦場、その上棺と言う未知数の相手、今のアリスの様な生半可な気持ちで向かって良い場所ではない事は貴方達も分かっている筈です」

 

「マムの言う通りよ。今回の彼との模擬戦でアリスが自分らしさを見つける事が出来れば良いのだけど」

 

「そうですね」

 

私とマムがそう言って彼とアリスの模擬戦に目を向けると切歌と調も彼とアリスの模擬戦に目を向けた

 

〜マリアside out〜




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