戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「どうなったんだ…」
俺が目を開けるとそこには氷漬けになった姉さん達が居た
「俺だけ助かったのか『はい、そうです主人様』アテネお前のお陰なのか?」
『私と言うよりも神の力が主人様を守ったと言った方が正しいと思います』
そうか、神の力が俺を
「だったら響の奴も助かる筈じゃないのか?」
『いえ、彼女の中にはもう神の力は残って居ません。結果として彼女も他の方々と同じ結果になってしまいました』
成る程な、確かに響の中にあった神の力は未来と一緒に出て来た時に散り散りになってたな
「でもまあ誰かと戦うより1人で戦う方が慣れてるからこっちの方が良いのかもな」
何も1人で戦うのが初めてじゃない、むしろ此奴らと会うまで姉さんと再会するまでは1人で戦うのが殆どだった
「セイクリッドモジュール、抜剣」
《雷光一閃》
俺はセイクリッドモードに移行して持って居た大剣を巨大化させた後、翼のブースターを噴射させて棺の怪物に突っ込む
「これなら、何だよ、動けんならさっさと出て来いよ」
棺の怪物との力比べに勝って追撃を行おうとしていると後ろから2基の大型ミサイルが飛んで来る
「待たせたな湊」
「この戦場に立つのはお前1人では無い」
姉さんと翼が俺の隣に立ってそう言う
「あれは貴方1人でどうこう出来る相手じゃないでしょ」
「私達だってまだ戦える」
「調の言う通りデス」
「一緒に戦おう湊君」
「ああ、そうだな」
本当に此奴らは、終わるまであの中に居ても良かったってのに
「小物は我々が引き受ける、湊お前と立花は棺を倒す事を優先に考えろ」
「「了解‼︎」」
俺と響はそう言って棺の怪物のトゲが姿を変えた雑魚を翼達に任せて棺の怪物に向かって行く
「さっきはよくもやってくれたな」
《雷撃》
俺が棺の怪物にエネルギー砲を放つと棺の怪物は光線を放って対処する
「さっきまでの俺と同じだと思ったら大違いだ」
さっきは相殺されたエネルギー砲だったが今度は棺の怪物の光線を押し腕を1つ破壊した所で一度距離を取る
「あのバカ!」
響が女性を助けた隙を突いて棺の怪物が響に向けて光線を放とうとしていた
「お前の力借りるぞアテネ」
『はい、マスター』
俺は黄金の結晶を砕いてアイギスの盾を構えて棺の怪物の光線を受け止める
「湊君!今です急いでS.O.N.G.指定の避難ポイントまで」
響がそう言って避難するように促すと女性は頷き避難ポイントまで向かって行った
「響このまま俺が受け止める」
俺は響にそう言って円形になって向かう棺の怪物を受け止める
「ぐっ!」
俺は棺の怪物に押されながらも何とか受け止めだが棺の怪物は停止する直前に俺を腕で湖の中に押し込んだ
(吹き飛びやがれ!)
湖の中で沈んでいく棺の怪物をアイギスの槍の先端から出る光線で上空に打ち上げる
「湊君!良かった無事で」
打ち上げられた棺の怪物が落下して来ている中響が俺に手を持って引き上げる
「んな事よりあれを何とかするのが先だ」
「そうね、狙うべきは喉元の破損箇所ギアの全エネルギーを一斉収束」
「決戦機能を動く対象に!?」
外したら後が無いのはマリアだって理解しているその上でそう言うのなら
「だったら此奴で確実に仕留めれば良い」
「デュランダル、そっか!私が了子さんと戦った時に使ったあれを使えば」
「ああ、そう言う事だ」
「しかしあの時は私も雪音もエクスドライブ状態だった。あの時程のフォニックゲインが引き出せるだろうか?」
「ああ、マリアがエネルギーベクトルを上手く操作すれば何とかならない事もない」
マリアがギアのエネルギーを全て響に向けて操作すれば可能性はある
「は、面白えじゃねえか」
「それに3人分のエクスドライブなら私達と湊さんなら補える筈」
「やってみる価値は充分にあるわね、それで行きましょう」
マリアがそう言うと響はデュランダルを握る
「あの時みたいに破壊衝動には囚われない、これなら」
「ああ、行ける」
俺達はマリアを通して響にギアのエネルギーを送る
「もう充分よ行きなさい立花響‼︎」
「はい!」
響はそう言ってエネルギーが具現化した羽を生やして棺の怪物に向かって行く
「はあああ‼︎」
《Synchrogazer》
響がデュランダルを振り下ろし棺の怪物を両断する
「良くやった響」
「あはは、もう身体中が痛いや」
そりゃあれだけのエネルギーを1人で背負えばそうなる
「このまま本部に行くぞ」
俺はそう言って響を本部に連れて行った
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