戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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318話

〜切歌side〜

 

「調そっちはどうデス?」

 

私はアルカノイズを倒しながら調にそう聞く

 

「アルカノイズばっかり、切ちゃんは?」

 

「こっちもデスよ、お兄ちゃん達の方に行ってるデスかね?「切歌ちゃん!調ちゃん!」およ?セレナどうかしたデス?」

 

アルカノイズを倒しているとセレナが私達の所に来た

 

「湊君がアルカノイズを倒しながら撤退の準備をして欲しいって」

 

「撤退の準備を?」

 

「セレナ何があったデスか?」

 

「私にも分からないの、ただ今回の敵は私達じゃ互角とも言えなくてただ殺されるのを待つだけだって」

 

お兄ちゃんがそこまで言う相手少しばかり気になるデス

 

「だったら尚の事お兄ちゃんを置いて撤退の準備なんてしてられないのデス」

 

「でも湊さんの指示を聞かないで行ったら怒られるんじゃないかな?普段あまり怒らない人が怒ると怖いって聞くよ?」

 

「う…そっそれは…」

 

お兄ちゃんは滅多な事では私達に怒ったりしない、でも指示を無視したり勝手な事をしたら物凄く怒るって前にルナに聞いた事がある。その時のお兄ちゃんは本当に鬼の様に怖いそうデス

 

「やっやっぱり良い子にしてるべきデスよね、お兄ちゃんに怒られても何も良い事はないデス」

 

「切ちゃん…」

 

「あはは、取り敢えずアルカノイズも大体倒し終わったし撤退の準備を始めよう」

 

「「了解(デス)」」

 

私達はセレナにそう言って撤退の準備を始めた

 

〜切歌side out〜

 

「マスター!もっと早く、もっと激しく行くよ!」

 

「くっ!」

 

メアは両腕だけじゃなく髪の一本一本も刃にして攻撃してくる

 

「はあ!」

 

「ふっ、やっぱり凄いねマスターは私の攻撃が全然通用しないんだもん」

 

メアはそう言うと何かに気付いた様子を見せる

 

「うん、分かったよごめんねマスター私行かなきゃまた遊ぼうね」

 

メアはそう言って羽を生やして何処かに飛んで行った

 

「何とか持ち堪えれたか」

 

俺は辺りに居たアルカノイズを倒し終えた事を確認してからギアを解除する

 

「にしても彼奴が此処に来た理由って一体なんだったんだ?何かに興味がある訳でもなさそうだったしな」

 

(何で私を置いて行ったの?何で私を独りぼっちにしたの?)

 

違う…俺はお前を独りぼっちにしたかった訳じゃない。俺だってお前を見つけたかった

 

(ずっと待ってたんだよ1人できっとマスター達は来てくれるって)

 

あの時俺はエルザ達の言う事を無視してでもお前を見つけて独りぼっちにさせない様に選択すれば良かったのか?

 

「湊君、終わったの?」

 

「セレナ」

 

俺が考え込んでると撤退の準備を終わらせたセレナが俺の所に来た

 

「ああ、彼奴は何処かに行った」

 

「そっか、何かあったの湊君?酷い顔してるけど」

 

「大丈夫だ」

 

俺は心配するセレナにそう言って本部に向けて歩き始めた




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