戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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346話

〜マリアside〜

 

「ヘリの発艦準備は完了ですいつでも」

 

「ああ…だが」

 

風鳴司令が何かを言おうとした時にモニターに映像が映し出される彼女は

 

「その姿は」

 

『久しいな、と言っても俺はお前達の事は見ていたがな』

 

「本当に我々と戦ったキャロル・マールス・ディーンハイムなのか?だが一体どうやって」

 

エルフナインの話では彼女は私達との戦いで殆どの思い出を焼却し、以前の記憶など覚えていないそうだ。そんな彼女の記憶がどうして

 

『エルフナインが脳内ストレージをおかしな機械で観測して居てだな、記憶を取り戻す前の俺が罪の意識か何かがあったのだろうなエルフナインに頼み彼奴の中から拾い集めた思い出の断片をコピペの繰り返しで記憶と錬金術的に再構築しただけだ』

 

「だけなんだ…」

 

「コピペ、最先端な錬金術デスね」

 

確かに最先端な錬金術ではあるがそれ以上に気になる事がある

 

「貴方が記憶を取り戻す前の彼女の記憶はどうなっているのかしら?」

 

『安心しろ、彼奴がお前達と関係を築く以前の記憶として構築している。そろそろ本題に入るとしよう、脱出までの駄賃にセレナ・カデンツァヴナ・イヴ奪還する…その為にお前達の暇な手を貸して貰うぞ』

 

私の問いかけにキャロルはそう答える

 

「ちょっと待てよ、その割にはテメェ以外の湊やらエルフナインが一切顔を出さないのはどう言う事だ?」

 

『彼奴らは既にセレナ・カデンツァヴナ・イヴ奪還に向けて動いている。何もしていないのは小日向未来くらいだ』

 

小日向未来、彼女には戦う力はあるが彼やエルフナインの様に技術的な面で強い部分は無いと言っても良いそんな彼女が何も出来ないのは此処に居る全員が分かりきって居る

 

「未来君の安否を確認したい、未来君と話させて貰っても良いだろうか?」

 

『良いだろう、お前の出番だ』

 

キャロルがそう言うと後ろから小日向未来が姿を現す

 

「無事か未来君」

 

『はい、それで弦十郎さん響は』

 

「響君は現在も療養中だ。そこで未来君君に頼みたい事がある。響君の代理として君にも翼達に協力して欲しいんだ」

 

『分かりました『話は済んだか』うん、ありがとうキャロルちゃん』

 

『さて話の続きをするとしよう』

 

「その物言いに物言いなのだが…」

 

「私達に手伝える事なの?」

 

内容によっては私達では何も出来ない物があるのでそう聞くとキャロルはモニターに別の映像を映す

 

『これを破壊して貰う』

 

「な!?それが出来れば私らも『出来る』!!」

 

キャロルはクリスが言い切る前に出来ると言い切る

 

『此処はチフォージュ・シャトーその気になれば世界すら解剖可能なワルドデストラクター。残された猶予に全てをかける必要がある。お前達は神の力シェムハの破壊を、そして俺達は力の器たる依り代の少女を救い出す2段に構えるぞ』

 

キャロルはそう言うと作戦の詳細を話し始めた

 

〜マリアside out〜




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