戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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350話

〜翼side〜

 

「セレナ…」

 

「否、我が国にふさわしき神の力である」

 

私がお爺様に案内された場所にはセレナの姿があった

 

「ダイレクトフィードバックシステムによる精神制御は間も無く完成する。その時こそ次世代抑止力の誕生よ」

 

「しかし櫻井女史亡き今どうやって新たなシンフォギアを」

 

「シンフォギアに有らずカマエルのファウストローブよ、だがそれを作った者も今は何処ぞで果ててしまっておるがな」

 

お爺様はそう言って不敵な笑みを浮かべる

 

「それよりも翼、何故連中にとどめを刺さなんだ?」

 

「そっそれは…」

 

「まあ良い、だが迷うなその様に脆弱な心ではやがては折れてしまう。護国の為に鬼となれ、歌では世界を救えぬのだ!!」

 

「はい…」

 

お爺様の言葉に私は何も言い返せなかった

 

〜翼side out〜

 

「お呼びでしょうか?」

 

「何だよ俺とマリアだけを呼び出す何て、んで誰だよそいつは」

 

俺とマリアが風鳴司令達の元に着くとモニターには俺の知らない男性が映されていた

 

「翼のパパさんよ」

 

『風鳴八紘だ、君の事は弦から聴いている。デュランダルの解析、米国による広木防衛大臣殺害の阻止、新たなシンフォギア強化のデータ色々と協力してくれているそうだな』

 

風鳴司令の奴勝手に俺の事を此奴に話してるのか

 

「雪音湊だ。結局何の用なんだよ」

 

『早速だが君達にとある任務を行って貰いたい』

 

「兼ねてより進めていた内定と政治手段により風鳴総会への強制捜査の準備が整いました。間もなく執行となります」

 

緒川の言葉にマリアは驚く

 

「風鳴総会って貴方達や翼の…」

 

「そうだもはや一刻の猶予もない」

 

『風鳴訃堂自らが推し進めた護国災害法違反により日本政府からの大愚依頼だ。状況によっては殺害の許可も降りている』

 

「殺害って!それは翼に対しても!」

 

「多くの修羅場を潜り抜けて来た湊さんを除く未成年スタッフに任せるわけにはいかないと判断しました。そこでマリアさんに「任務とは言え承伏できないわ」…」

 

緒川はこの返答が来ると思ってなかったのか驚いた顔をする

 

「刃の下に心を置くってそう言う事?違うわよね、どんな理由があろうと家族が家族を殺すなんて間違ってる「考えが甘いんだよ」何ですって…それじゃあ貴方は!任務の為なら翼の殺害をもやってみせるとでも言うのかしら‼︎ 「誰が翼を殺すなんて言った」何ですって…」

 

「殺すのは風鳴訃堂ただ1人だ」

 

「如何言う事だ」

 

「翼の方はただ操られているだけそれなら殺す必要はない護国災害法がどんなもんかは知らねえ、だが操ってた奴だけならまだしも操られて居た奴まで殺害ってのはおかしな話じゃねえのか?」

 

俺の問いかけに風鳴司令達は何も答えない

 

「貴方…」

 

「勘違いするな、お前の言ってる事が甘いってのは本気で思ってる。最悪家族同士で殺し合う何て俺の住んでた所じゃ当たり前だったからな」

 

「……」

 

俺の言葉にマリアは何も言い返さない

 

「俺は俺のやりたい事をするだけだ。あの頑固者は半殺しにしてでも引きずってでも連れ戻す」

 

「私も翼を引きずってでも連れて帰る為に同行させて貰うわ」

 

俺とマリアはそう言って風鳴司令達に同行する事にした




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