戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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353話

「ふははは、首輪を着けて神を飼い慣らそうとした報いが此処に」

 

「あんたが仕掛けた事ではないのか!」

 

風鳴司令は風鳴訃堂が仕掛けたと思っていたのかそう驚いた声を上げる

 

「如何やら風鳴の祈り、護国の願いは此処に潰えて果てたと見える」

 

風鳴訃堂が天に登る赤い光と共に巨大な何かが俺達の前に現れその上にはシェムハが居た

 

「不敬で有る。道具風情が我を使役しようとは」

 

「道具?僕たちの事を」

 

「焦ったい。道具の用いる不完全な言語では全てを伝えるのもままならない」

 

「如何言う事だ」

 

シェムハの言葉に風鳴司令はそう聞き返す

 

「もはや分かり合えぬと言う事だ。ああ、それこそが忌々しきバラルの呪詛であったな」

 

「ふっ‼︎」

 

シェムハの飛ばした光の球体を俺は大剣で受け止める

 

「此処は俺に任せてお前達は容疑者と中に残っている風鳴八紘達を連れて撤退しろ‼︎」

 

「湊‼︎「此処は湊君に任せて一度引くぞ」はい、死ぬなよ湊」

 

「たく、誰に言ってやがんだか」

 

俺はそう言ってシェムハの居る上空に飛ぶ

 

「消失なり、この身を傷付けまいとは矛盾思考に刃が鈍っておるぞ」

 

(今はシェムハが使っているとは言えあれはセレナの体そう易々と傷付けられない)

 

「図るにあたわず全力で来い」

 

そう言って幾何学的な模様を浮かべた後そこから放つ光線を避けると地面が銀色に変わった

 

「小感である、今の馴染みではこの程度、それともユグドラシルの起動に力を使いすぎたか」

 

「よそ見してんじゃねえよ‼︎」

 

俺はシュルシャガナの欠片からギアを展開してシェムハを捕まえさせる

 

「その胸に秘めたエネルギー…はは、驚愕だ!貴様面白いものを持っているな貴様も神の依代かしかもそのエネルギー宿しているのはアテネだな」

 

「お前どうしてその名前を‼︎甘え‼︎」

 

俺は別の所からの攻撃を避けてそう言う

 

「ノーブルレッドか、他の2人も多少は出来る様になったみたいだな」

 

『湊君、全員の避難は完了した君も直ぐに撤退しろ』

 

「了解」

 

俺はそう言ってその場を離れる

 

「それで逃げてるつもりか?」

 

そう言ってミラアルクが俺の上に現れる

 

「お前なら追いかけて来ると思った」

 

「何…ぐあ‼︎」

 

俺はそう言ってミラアルクの羽を切り裂く

 

「まさかお前最初からこれを狙って」

 

「まあな、此処まで上手くいってくれたのはお前が単純だったからだ」

 

俺は片方の羽が切断されて上手く飛べないミラアルクに近づいてそう言う

 

「させないわよ」

 

「大丈夫ミラアルクちゃん」

 

「ああ、ちょっとへましただけだぜ」

 

そこに到着したヴァネッサが俺とミラアルクの間に距離を取らせてメアがミラアルクを支える

 

「シェムハからの撤退の指示よ、次に会う時はこうはいかないわ」

 

「如何だかな」

 

俺はそう言って本部に向かった




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