戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「ん…此処は…」
俺が次に目を開けると周りには誰もいなく真っ暗な空間が広がって居た
「何処なんだよ此処…」
『マスター…』
そこに聞き覚えのある声が聞こえる
「此処って…」
声の方に進むとそこにはあの場所が広がって居た
「間違いない、俺がシンフォギア軍事兵器化実験を受けていた施設だ…でも何で今更こんな場所に…」
「ふっ!やあ!」
「はあ!」
そこには9年も前の俺とメアそれ以外にも4人の少女が居た
「やっぱり強いやマスターは」
「だな、流石はあたし達のマスターだぜ」
「ホンマにマスターさんは女の子相手でも容赦あらへんな」
「し…仕方ないよ…これも訓練何だし…それにマスターも手なんて抜いたら何されるか分からないんだもん」
「故に私達も全力で戦っている」
(如何なってんだ?俺のホムンクルスはメアだけじゃなかったのか?)
駄目だ幾ら思い出そうとしても思い出せない
「マスター、これからもずっと皆んなで一緒に居れるよね」
「如何だろうな」
俺とメアがそう話た所で場面が切り替わった
「何だよこれ…」
次に俺が見た光景は血だまりを作るメア以外のホムンクルスとその血液であろうものが付着する俺とメアだった
「はぁ…はぁ…」
「はぁ…はぁ…ぐす…」
メアを見ると涙目でそこに佇んで居た
「マスター…あのね…もう我慢しなくて良いよね?泣いても良いよね?」
「ああ…もう彼奴らは誰1人として見ていない。良く泣かずに我慢したなメア」
「うう…うわ〜ん‼︎」
俺がそう言うとメアは俺に抱きついて泣き始めた
「湊…」
「ご主人…」
「お前ら…」
するとそこにルナとエルザも来た
「辛いでありましょうね」
「るる、メア皆んなの事大好きだったから」
「ああ…本当にな…」
(思い出した…何で忘れてたんだよ俺…)
俺は漸くこの時の記憶をメア以外の4人の記憶を思い出した
(忘れた訳じゃない…俺は俺が殺したって事実から目を背ける為にこの記憶を奥底に仕舞ったんだ…今回ホムンクルスを作成する為にその時の装置の記憶を呼び覚ました時にホムンクルス関係ので俺が奥底に仕舞ったこの記憶も一緒に思い出したんだ)
「悪い、こんな出来損ないの俺の所為で死なせちまって…」
『マスターは出来損ないなんかじゃ無いぜ』
俺が謝罪をしていると何処からかあのホムンクルスの声が聞こえる
『マスターさんは優しい人やな』
『うん…マスターは優しい…私達の事…マスターにとっても辛い事だったからずっと忘れてくれてても良かったのに』
『同意、無理をして思い出す必要も無かった記憶』
すると俺の目の前にメア以外のあのホムンクルス達が現れる
「出来損ないはあたし達の方だぜマスター」
「同意、出来損ないは我々ですマスター」
「ホンマやうちらがもうちょい強かったらマスターさんもメアちゃんも辛い思いせんで済んだんやから」
「すみませんマスター…私達の所為で…マスターとメアちゃんに責任を負わせてしまって…」
「お前ら…」
そう言ってホムンクルス達は四方から俺に抱きつく
「あたし達の事、思い出してくれて本当に嬉しいんだぜ」
「ですがそれでマスターが辛い思いをしては本末転倒、意味がありません」
「せやでマスターさん」
「大丈夫ですマスター、私達はずっとマスターの中から見てますから、どうぞまた記憶の奥底にでも仕舞って下さい」
俺はホムンクルス達の言葉を無視して全員を抱きしめる
「あの時は俺に勇気が無くてお前らを記憶の奥底に仕舞った。でももうそんな事はしない。お前らを受け入れる、そんでもっていつかまたもう一度お前らをホムンクルスとして作り出す」
『マスター(さん)』
「その時までもうちょっと俺の中で俺を見守っててくれ」
「承知しましたマスター」
「あたし達は何時でも見守ってるぜマスター」
「マスターの言ううちらをまた作ってくれるその時まで」
「お待たちしています…マスター…」
「ああ、必ず」
俺がそう言うと俺の意識は浮上していった
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