戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「それで、何で此奴らまで一緒なんだ?」
「悪い、如何してもって聞かなくてな」
「ま、あたし達も気にならない訳じゃねえからな」
キャロルの言葉に姉さんがそう返す
「まあ良い、さて時期に完成する」
キャロルがそう言って見る装置には既に大凡完成された人が入って居る
「これがホムンクルス」
「姿はオートスコアラーの時の残存メモリーを参考にして居る」
「つまり我々の知る姿になると言う事か」
翼の言葉にキャロルは頷く
「それにしても湊君、それ如何するつもりなの?」
「良いかよく考えろホムンクルスは人の体として構築される。問題はそれに衣類は含まれるか如何かだ」
「もしも衣類が含まれ無かったら一先ずそれを着せようとそう言う事ね?」
マリアの言葉に俺は頷く
「完成だ」
キャロルがそう言うと装置の扉が開く
「ん…お…」
『お?』
「お腹が空いたんだぞ」
ミカが最初に放った言葉はそれだった
「あ〜ん、美味しいんだぞ」
「まだまだあるから遠慮せず食え」
結果から言うと衣類は構築されなかった。その為俺は自ら外に出て一度響達に任せて暫くしてから中に入った
「しっかし良く食うな此奴」
「ああ、立花に引けを取らない食べっぷりだ」
ミカの食事の量を見て姉さんと翼がそう言う
「さてこれで問題が無い事が証明された。次に移ろう」
「ああ、次はファラとレイアどっちにする」
『何私が最後なのは決定事項みたいに話を進めてるんですかね』
俺の通信機の中からガリィが納得の行かない声をあげる
「ファラでいこう、彼奴はあのオートスコアラー達の中で1番マシな性格をして居る。消去法で次はレイア最後にガリィの順で行く」
「分かった」
『無視ですかマスター?』
ガリィが何か言ってるが俺はそれを無視してファラの残存メモリーを装置にセットするとキャロルとエルフナインが装置を起動させる
「これでホムンクルスが出来るデスかお兄ちゃん?」
「ああ、後はさっきのミカみたく人の形に構築されるのを待つだけだ」
「ふぅ〜、満足だぞ」
そう言ってミカは床に寝っ転がる
「ミカ、お前がホムンクルスとして構築された理由を忘れるな」
「了解なんだぞマスター、それにしても動きにくいんだぞ」
ミカは響達に着せられた服を見てそう言う
「サイズは丁度良い筈だと思うんだけど」
「そうだよね、私達もそこはちゃんと確認したし」
ミカが言いたいのはそう言う事じゃなく戦闘に向かないって言いたいんだろう
「ミカ今のお前はオートスコアラーではなくホムンクルス、一般人からしてみればただの人だ。それに溶け込むには如何してもそれが必要なんだ」
「う〜ん、マスターがそう言うなら分かったんだぞ」
ミカはそう言うと俺の元に来る
「マスター、此奴は如何なるんだぞ?」
「何の事だ」
ミカの質問の意図が分からずキャロルはそう返す
『マスター、恐らくミカは我々に対する奴の立ち位置を聞きたいのかと』
『私は別に如何でも良いんですけどね、まあマスターが協力しろと言うのなら協力はしますよ』
「お前達の判断に任せる」
キャロルはそう言ってファラの構築されて行く状況を見る
「分かったんだぞ、お前あたしの新しいマスターになるんだぞ!」
ミカは俺に向かって大声でそう言い放った
感想や評価お願いします
誤字や脱字の報告もあると幸いです