戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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367話

「ん…此処は…『月遺跡ですよ主人様』アテネか?」

 

俺の問いにアテネがそう答える

 

「月遺跡…そうか、此処が月遺跡なのか」

 

『はい、重量と空気は私が生前人を招き入れようとしていた時のままの様です』

 

アテネの奴そんな事考えてたのか、だがそれは好都合だ

 

「取り敢えず誰かと合流する必要があるな」

 

『そうですね、参りましょう主人様』

 

そう言って俺は外に出ようとする

 

「何だよあれ…」

 

そこには南極で俺達が見た棺が出現させていた生き物が居た

 

『あれは生前私が月遺跡に侵入した異物を排除する為に配置したものです。あれが出て来て居ると言う事は月遺跡は我々を異物と判断したのでしょう』

 

元々の月遺跡を作り出したアテネを異物扱いするのか

 

「あれを止めるにはどうすれば良いんだ」

 

『月遺跡の制御室に向かいシステムを止めるしか無いです」

 

つまり止める方法は1つだけか

 

「ん?あれって…」

 

そこには南極で見た生き物が群がって居る中に見覚えのある姿が見えた

 

「邪魔だどけ‼︎」

 

《雷精》

 

俺は攻撃して群がって居る生き物を散り散りにする

 

「大丈夫かメア」

 

「マスター、うん大丈夫だよ」

 

俺が聞くとメアはそう答える

 

「一気に片付けるぞ」

 

「うん!」

 

俺とメアはそう言ってその生き物を倒して行く

 

「こんなもんだな」

 

「うん…」

 

俺はそう言って倒れそうになるメアを支える

 

「本当に大丈夫なのかメア?」

 

「うん…ちょっと疲れてるだけだから…」

 

そう言うがアマルガムを発動させたイガリマとシュルシャガナの攻撃をもろに受けたんだ相当な傷を負ってるだろう

 

「じっとしてろ」

 

「うん」

 

俺はそう言って治癒の錬金術でメアの傷を治す

 

「やっぱりマスターの錬金術は暖かい」

 

「そうか?自分じゃよく分からないが」

 

俺はメアをある程度治してから背負い移動を開始する

 

「一先ず制御室に向かってあの生き物の出現を止める事から始めないとな」

 

『はい、恐らくは皆様も戦闘を行われて居ると思います』

 

そう考えるとますます先を急いだ方が良いな

 

「何時以来だろう、こうやってマスターにおんぶして貰うの」

 

「さあな、少なくともあの頃には遡る必要はあるだろうな」

 

そもそも俺にはお前を背負った記憶なんて無いけどな

 

「見えて来た、あれが制御室か?」

 

『はい、あそこであの生き物の活動は止められる筈です』

 

俺がアテネに確認して中に入るといろいろな装置が置いてある

 

「それでどれをどうすれば良いんだ?」

 

『先ずは…』

 

俺はアテネに言われるがままに装置を操作する

 

『完了です。これであの生き物は姿を消した筈です』

 

「そうか、それじゃあ後は響達と合流するだけだな」

 

「私もヴァネッサ達と合流しないと」

 

俺達はそう言って制御室を出た




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