戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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373話

「見えたぞ!「ご主人‼︎」ルナ、良く耐えてくれたな」

 

ルナは俺を見つけた途端にシェムハに見向きもせずに俺に向かって来た

 

「さっきまで消耗しきってたのに途端に元気になったわね」

 

「漸く戻って来たワケダ」

 

「ああ、サンジェルマンから聞いてるお前達も助かった」

 

ルナに続いてカリオストロとプレラーティも俺達と合流する

 

「お前達は先に本部に戻っろ、後はこっちで処理する」

 

「ああ、そうさせて貰うワケダ」

 

「ルナ言っとくがお前もだぞ」

 

「るる…また後で」

 

そう言ってルナ達は本部に向かって行った

 

「キャロルちゃん!」

 

「戻って来たか、後ろの奴の事も聞きたいが色々は後回しだ」

 

キャロルの目線の先にはカマエルのファウストローブを纏うセレナが居る

 

「セレナ…」

 

「セレナさん…」

 

「呪われた力神殺し我の依代たる友の前に何とする」

 

「誰かを困らせる誰かが居るのなら私は止めるこの拳で!」

 

「想定外の奴も多少ばかり居るが俺達8人が揃った今なら神の力を覆せる、小日向未来お前は後方にて隙を狙いカマエルのファウストローブを解け行くぞ!」

 

キャロルの言葉に頷き俺達はシェムハに向かって行く

 

(悪い、また暫くの間借りるぞお前の力)

 

(今の主人様なら私の力の全てを使いこなせるでしょう、健闘を祈ります)

 

俺が胸の結晶を砕くとアイギスの盾と槍が現れる

 

「アイギス」

 

「ああ、あらゆる邪悪、災厄を払う魔除けの能力を持つアテネのアイギスを使えばセレナを傷つける事なく助けられる!」

 

「だが!まさか…」

 

シェムハはダメージの無力化をしようとしたが失敗に終わる

 

「不条理の執行に無力化されない」

 

「これなら行ける!」

 

そう言ってマリアと切歌と調が同時に攻撃する

 

「はぁぁあ!」

 

「ふっ」

 

翼の攻撃をシェムハは光剣で受け止める

 

「一度離脱しろ!」

 

「ああ!」

 

翼がシェムハから離れるとキャロルは弦でシェムハを拘束する

 

「ふっ」

 

翼が斬りかかろうとするとシェムハは笑い光を放つ

 

「下がれ翼!」

 

「済まない湊」

 

俺はシェムハの光をアイギスの盾で受け止める

 

「まさか神獣鏡の輝きを!」

 

「こっちが神殺しのであれば向こうはシンフォギア殺しなのデス」

 

「元々セレナは神獣鏡に適合が無かった訳じゃない、以前の小日向未来同様に適合係数が足りて無かっただけ、何度もカマエルを纏う事で別のギアの適合係数も上がっていても不思議じゃないわ」

 

つまりセレナの奴は元々神獣鏡に適合はあったのか

 

「「はぁぁあ!」」

 

俺とメアがシェムハに同時に攻撃するとシェムハの障壁は破れる

 

「本当に効いてやがるこれってエクスドライブの力なのか?」

 

「違うだけどまるで位相差障壁を突破するかのように」

 

すると赤い光が天に向かって伸びそこからシェムハが姿を現す

 

「セレナを依代とするシェムハは」

 

「此処からが本気みたいデスよ」

 

「我が欲したのは権利や力などではない、その先にある未来だ!」

 

シェムハはそう言って無数の生き物を生み出す

 

「我らであっても独立した個を備える以上擦過して激突するそれでは完全なる存在とは言えぬ神とはちゃんちゃら、故に我はこの実験場にてこの統合を試み夢と見た」

 

「はあ!」

 

シェムハの撃った光線を腕を刃にしたメアが弾いて軌道を変える

 

「皆!ぐあ!」

 

「誰もが痛みに傷つき、分かり合えぬ夜に涙しない未来の為に」

 

「セレナさん‼︎」

 

「もう遅いたった今この依代は我を受け入れた!」

 

「セレナがお前を受け入れる訳が無い、誰よりも優しい彼奴が誰かを傷つけるお前を受け入れる何て事は絶対にない‼︎」

 

俺はそう言ってメアとシェムハに向かって行く

 

「湊と彼女が抑えてる今が好機だ!」

 

『オーバーブレイブ‼︎』

 

そう言って響達も8人の力を重ねてシェムハに向かって行く

 

「未来を!!「呪われた拳で響ちゃんは私を殺すの」は!」

 

一瞬セレナさんの姿になりそう言うシェムハの姿に一瞬力が緩むでも

 

「迷うな響‼︎」

 

「やりなさい立花響‼︎優しい子にこれ以上辛い思いをさせない為にも‼︎」

 

「うおぉお‼︎」

 

響は俺とマリアの言葉に後押しされセレナにその拳を振るう

 

「ふっ」

 

攻撃が当たる直前にシェムハが笑うと爆発が起き響達は吹き飛ばされる

 

「お前ら‼︎」

 

「無粋に足掻く、だが責めて散り際は白銀に煌くが良い!」

 

「させるか‼︎」

 

俺はアイギスの盾を巨大化させてシェムハの攻撃を防ぐ

 

「アイギスか、だが乱発叶わぬこの力にいつ迄耐えられるか」

 

「くっ‼︎」

 

「マスター‼︎」

 

メアはシェムハの攻撃に押される俺を後ろから支える

 

「良くやったと褒めてやろうだが…此処までだ‼︎」

 

シェムハはそう言って威力を上げる

 

「メア早くどけ!」

 

「ごめんねマスター、私我儘だからマスター1人を犠牲に何てしたく無いんだ」

 

「メア…悪いな」

 

「うん、マスター」

 

メアがそう言うと同時に罅の入っていたアイギスの盾が砕けて俺とメアはシェムハの攻撃に呑み込まれた




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