戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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376話

〜マリアside〜

 

「目視にて状況を確認」

 

「本部シェムハは倒れてもユグドラシルはまだ生きている」

 

『何だと!?』

 

翼は風鳴司令にユグドラシルがまだ生きている事を伝える

 

『此方からはつい先程湊君やセレナ君達がそちらに向かった』

 

「待って下さい風鳴司令!セレナはまだ万全の状態では無いのでは!?」

 

『ああ、湊君もセレナ君には待ってるように言っていた。だがそれでもセレナ君は湊君達と共に向かうと言い無理をしない事を条件に湊君が連れて行った』

 

私の質問に風鳴司令はそう答える

 

『先行したユグドラシルをメインシャフトと仮定中枢部を破壊して惑星環境の解剖を喰い止めるのだ!』

 

「行くぞ何とかなる」

 

「クリスちゃん」

 

クリスは立花響の肩に手を置きそう言う

 

「中枢を叩いて砕くそれで各地のユグドラシルも機能を停止する筈」

 

「行くわよ!」

 

私達は立花響を先頭にユグドラシル内部に侵入中枢を目指し降下する

 

「洒落臭いのが端首揃えて!」

 

「だけど今のコンディションでは」

 

下降を続けて行くとシェムハの作り出した生き物が無数に存在していた

 

「もたもたしてたらこの地球は!」

 

「知らない星に作り変えられちゃうのデス!」

 

「だったらその前に中枢にたどり着けば良いだけの事!」

 

すると上空から聞き覚えのある声と見覚えのある黄金のギアが急降下して行きその生き物を破壊する

 

「悪い遅くなった」

 

「マリア姉さん!」

 

彼に続いてセレナ達もユグドラシル内部に入って来た

 

〜マリアside out〜

 

「この先の中枢部を壊しても他のユグドラシルのいずれかが完成機能を獲得して稼働は止められないみたい」

 

「つまり新たなメインシャフトが完成しそれがどれだか分からなくなるのか」

 

「うん」

 

姉さんの言葉にセレナはそう返す

 

『皆さん!』

 

「エルフナイン?どうかしたの?」

 

そこにエルフナインからの通信が入る

 

『その先のユグドラシルを破壊した所で新たなメインシャフトが完成する事はセレナさんから聞きましたか?』

 

「ああ、今その説明をセレナがした所だ」

 

『そうですか、では此処がメインシャフトと仮定できる今中枢をフォニックゲインで制御し全ての薪を爆破し同時伐採するしかありません!』

 

「フォニックゲインで?だが私達は1度チフォージュ・シャトーの起動にも失敗して」

 

そう翼達はチフォージュ・シャトーの起動に失敗して居る

 

『だからこそキャロルはセレナさんを救おうとしたんです。七つの惑星と七つの音階、そしてそれを1つに束ねる八つ目の惑星と八つ目の音階世界を調和する音の波動こそが統一言語8人の歌が揃って踏み込める神の摂理、世界を知れと言うパパからの命題に対する僕とキャロルなりの回答です!』

 

「八つの調和」

 

その言葉を聞いて俺はキャロルの言って居た事を思い出す

 

『想定外の奴も多少ばかり居るが俺達8人が揃った今なら神の力を覆せる』

 

(それであの時キャロルはああ言ったのか)

 

俺は漸くキャロルの言っていた事の意味を理解した。そして恐らくキャロルの想定外の奴はメアじゃなく未来とミーシャの事だろう

 

「私達とキャロル8人の共闘がシェムハの埒外物理を突破したのはそう言う事だったのか」

 

『はい』

 

「話は理解出来たな、あと少しで中枢部にたどり着く筈だ。準備は良いな」

 

俺の言葉に私達は頷き中枢部を目指した




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