戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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36話

「収穫があった、訳あって湊君とは現場で鉢合わせた。ん?了子君は?」

 

「まだ出勤してません朝から連絡不通でして」

 

風鳴司令の問いかけに友里がそう答える

 

『了子さんならきっと大丈夫です。何が来たって私を守ってくれた時の様にドカーンとやってくれます!』

 

『いや、戦闘訓練もロクに受講していない櫻井女史にその様な事は』

 

『ふぇ?師匠と了子さんって人間離れした特技とか持ってるんじゃないんですか?』

 

まあ言っても良いか

 

「響あれは確かに櫻井了子が使ってたのは特別な力には変わらないだろうが何処か俺の知ってる力に似てた」

 

『そうなの?』

 

だがあの技術を櫻井了子が使えるとすれば戦闘訓練を受けていないのはどう考えても可笑しい

 

『やっと繋がった、ごめんね寝坊しちゃったんだけど通信機の調子が良くなくて』

 

櫻井了子の声を聞くと風鳴司令の表情が険しくなった

 

「無事か了子君、そっちに何か問題は?」

 

『寝坊してゴミを出せなかったけど「なら丁度良いじゃねえか」貴方が私に聞きたいことね何かしら?』

 

「カ・ディンギルこの言葉の意味を知ってるか?俺もかなり詳しいつもりではあったんだが古代シュメールで高みの存在と言う意味を持つ言葉だと言う事は知ってるがそれだと微妙でなお前の意見を聞きたい」

 

『そうね、貴方の言う通りよ付け加えるとすれば転じて天を仰ぐ程の塔を意味して居るわね』

 

天を仰ぐ程の塔か

 

「分かった」

 

「話を戻そう、何者かがそんな塔を建造していたとして何故俺達は見過ごして来たんだ?」

 

『確かにそう言われちゃうと…』

 

「だが、ようやく掴んだ敵の尻尾。このまま情報を集めれば勝利も同然相手の隙にこちらの全力を叩き込むんだ。最終決戦仕掛けるからには仕損じるな」

 

『『了解(です)』』

 

『ちょっと野暮用を済ませてから私も急いでそっちに向かうわ』

 

響と翼と櫻井了子はそう言って通信を切る

 

「瑣末な事でも構わん、カ・ディンギルについての情報をかき集めろ「悪いが風鳴司令そうもしていられないみたいだ」その様だな、響君と翼を向かわせる君は此処に居てくれ」

 

「分かった『湊!』ナイスタイミングだ姉さん」

 

『飛行ノイズ共への最短ルートを案内してくれ』

 

「分かった、ちょっと待て…姉さん東京スカイタワーに向かって来れ」

 

『東京スカイタワーだあ?』

 

姉さんの言葉に俺は頷く

 

「全てのノイズの進行経路の先にあるのが東京スカイタワーだ」

 

『成る程な、そこに先回りしようって魂胆か分かった』

 

姉さんはそう言って通信を切った

 

「湊君今の話は本当か」

 

「ああ、これを見てくれ」

 

俺はそう言ってノイズの予想進行経路を表示する

 

「このまま進めばノイズは全て東京スカイタワーに到着する」

 

「司令!カ・ディンギルが塔を意味するのであればスカイタワーはまさにその物じゃないでしょうか!」

 

「スカイタワーには俺達ニ課が活動時に使用して居る映像や交信と言った電波情報を統括制御する役割も備わって居る。2人共東京スカイタワーに急行だ」

 

風鳴司令は響と翼に対してそう言う

 

「それが罠だとしてもか?」

 

「ああ、響君の元にヘリを回せ」

 

風鳴司令がそう言うと数名がヘリを出発させに向かう

 

「‼︎風鳴司令どうやらもう1箇所あるみたいだ恐らく本命は」

 

「ああ、湊君向かって来れ」

 

「ああ」

 

ノイズが向かったのは東京スカイタワーだけでなくリディアンにも向かって来て居た




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