戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
ミラアルク達が俺達の仲間になって数ヶ月が経った
「よし、こんなもんか」
「パパありがとう!」
俺が服を整え終わると葉月はそう言って笑う
「そっちはどうだ?」
「るる、今終わった」
そう言ってルナがメアとミラアルクを連れて中に入って来る
「どうどうマスター!」
「ああ、似合ってるんじゃないか」
「ミラアルクちゃんもメアちゃんも良く似合ってるわ」
「湊わたくしめも準備が完了したであります」
俺達が話して居るとそこにヴァネッサとエルザが来る
「そっちも準備が出来たか、どうしたヴァネッサ」
俺がそう言うとヴァネッサが俺の前に来る
「うん、これで良いわね」
ヴァネッサは屈んで俺の服装を整えてそう言う
「たく、あれくらいが丁度良かったがまあ仕方ねえか」
そう言って俺達は部屋を出る
「もう良いだろ!」
「駄目だよ、ちゃんとしないと」
俺達が移動してると1つの部屋の中からそんな声が聞こえる
「お前らまだやってたのかよ」
「あ、湊君」
そこにはキャロルの服装を整えるセレナとそれから逃げようとするキャロルが居た
「湊お前からも何とか言え!」
「…頑張れキャロル、そうなったセレナは俺でも無理だ。行くぞお前ら」
俺はそう言ってキャロルとセレナの居た部屋を出る
「良かったでありますか?」
「実際にああなったセレナって俺でも止められないしな、キャロルには耐えてもらうしかない。そろそろ他の奴らの準備も出来てるだろうしそっちに向かうぞ」
俺はそう言って別の所で準備をして居る響達の所に向かう
(しかしまあこんな事になるとは俺も思ってなかったけどな)
こうなった原因は数日前に遡る
「いや〜早いね、もう明日から夏休みだもんね」
「今年もミナはフランスに行くの?」
「今年は別に行く必要はないかもな、一昨年は戻らなかったらルナが煩かっただろうから戻っただけで去年はフランスに戻る理由があったからな。悪い俺だどうしたアリス」
俺はそう言って安藤達から少し離れた所でアリスと通信を取る
『兄に!マムがマムが‼︎』
「ナスターシャの奴がどうかしたのか?」
『マムの容態が急変してお医者さんに聞いたらもうそう長くはないって』
ナスターシャの容態が急変したか、しかもそう長くはないアリスの奴が動揺するのも分からなくはない
「取り敢えず落ち着け、俺は明日フランスに向けて出発する。お前はナスターシャの様子に異変があったら直ぐに知らせろ」
『うん、分かった』
アリスはそう言って通信を切った
「お兄ちゃん!マムに!マムに何かあったデスか⁉︎」
「湊さんお願い!マムに何があったか教えて‼︎」
いつの間にか俺の後ろまで来ていた切歌と調がそう言って俺に詰め寄って来る
「分かった分かった、話してやるから取り敢えず落ち着け」
俺はそう言って切歌と調の2人を落ち着かせる
「そんな…マムが…」
俺達は一度喫茶店に入ってアリスから聞いた話を切歌と調に教える
「まだ決まった訳じゃないが医者が言うんだ事実だろうな」
俺がそう言うと切歌と調は落ち込んだ表情を浮かべる
「マリアはまだこの事を…」
「知らないんだろうな、知ってるとなれば彼奴は誰よりも早くにフランスに行く筈だ」
マリアは今切歌と調の住んでるマンションからセレナを迎えに行き俺達の居る喫茶店に向かって居る。その時点でアリスがマリアに伝えていない事は間違いだろう
「お兄ちゃん、明日フランスに行く時に私達も一緒に連れて行って欲しいデス」
「もしかしたらこれがマムに会える最後のチャンスかも知れない、だったら私も切ちゃんもマムに会っておきたい」
「ああ、元々そのつもりだ」
俺はそう言ってマリアとセレナを待った
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