戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「どうしたの湊君、マリア姉さんと一緒に来て欲しいって切歌ちゃんと調ちゃんも一緒だし」
「2人の表情から察するにあまり良い話じゃないんでしょうね」
しばらくするとセレナとマリアが到着し2人の表情を見てマリアがそう言う
「ああ、良い話じゃないのは確かだ。アリスからの通信でナスターシャの容態が急変したらしい、しかも医者に診てもらった所あまり長くは持たないそうだ」
「マムが…」
「マム…まだマムが死んだ訳じゃ無いのよね」
マリアの問いかけに俺は頷く
「明日俺は日本を出てフランスに向かう。お前達はどうする、切歌と調は俺と一緒に来るそうだが」
「私も行くわ」
「私も、もしかしたらマムに会えるのこれが最後かも知れないし」
マリアとセレナも俺と一緒に来るのか
「分かった、風鳴司令にはお前達が事情を説明しろ。俺は日本を出る準備をする」
「分かったわ、行くわよ2人共」
「「うん(了解デス)」」
マリアはそう言って切歌と調の2人を連れて本部に向かって行った
「まさかマムがそんな危険な状態になってた何て…」
「アリスから聞いたんだが、ナスターシャは俺との模擬戦を終えたアリスと一緒にフランスに戻っただろ?その時には既に容態が悪化し始めていたらしい」
「何で言ってくれなかったんだろ…」
「そんな事を言えば心配してお前達までフランスに来るって言いかねないからだろ…心配をかけたくなかったんだよお前にも彼奴らにも」
ナスターシャはセレナ達を心配させまいとしてやった事なんだろうが蓋を開けてみれば容態が急変して余計に心配をかけてしまって居る
「ねえ湊君、マムと話したり出来るのってもしかしたら今回フランスに行くのが最後なのかも知れないんでしょ?」
「ああ、その可能性は0じゃ無い」
「だったら…」
その後のセレナは顔を赤くしてこう言った
『ちょっと早いかも知れないけど…マムが元気な間に私と湊君の結婚式をしてマムに最後の思い出を作って貰いたい』
「まさかこうなるなんてな…本当に彼奴は偶に俺も予想してなかった事を言う」
「わたくしもセレナがあんな事を言うとは予想してなかったであります」
俺の呟きにエルザがそう返す
「ありがとうセレナの我儘に付き合ってくれて」
「マリアか…まあ彼奴は我儘何て滅多に言わないしな、今回も我儘何て言ってるがナスターシャの為にって言ってるからな」
「そうね…だとしても貴方はあの子の為に動いてくれて居る。だからありがとう」
「礼を言われる程の事はしてない。寧ろ俺が彼奴に礼を言わなきゃいけない事の方が山積みだからな」
「そう…私はセレナの所に行って来るわ」
そう言ってマリアはセレナの所に向かって行った
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