戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「何やってんだよ彼奴ら…」
俺が偶然窓の外を見ると泣きじゃくりなが歩くセレナと切歌とその後ろを歩く他3人を見て思わずそう呟き外に出る
「うう…みっ湊君〜‼︎」
「ぐす…お兄ちゃん‼︎」
「何なんだよ!本当に何なんだよお前ら‼︎」
セレナと切歌は2人して俺を見つけた途端に走って来て俺に抱きつく
「どっどうしたんですかセレナさん⁉︎それに切歌ちゃんも⁉︎何か悲しい事でもあったの⁉︎」
「響、お葬式に行った人にそう聞くのはおかしいんじゃ無いかな?」
「は!そうだった‼︎」
お前今まで忘れてたのかよ…
「セレナまで本当に…」
マリアはそう言ってため息を吐く
「まあ大方予想は付く中に入るぞ」
俺はセレナと切歌に抱きつかれながら家の中に入る
「湊…その状況に至るまでの説明をしてもらっても良いでありますか?」
「ま、十中八九ナスターシャが運ばれる時にやっぱり悲しくなったんだろ」
「そうよ」
「初めは切ちゃんだけだったんだけど流石に霊柩車で運ばれる時にセレナまで泣きだしちゃった」
それで家に着くまでずっとあれか、仕方ないとは思う反面一緒じゃなくて良かったとも思う
「まあ仕方ないと言えば仕方ない事ではありますが…」
「るる、これは予想外」
だよな!お前らもそう思うよな‼︎
「たく、もう十分泣いただろとっとと離れろ」
「「す〜、す〜」」
俺が下を見ると2人して寝て居た
「此奴ら…」
「仕方ないわね、セレナは私が預かるわ」
「切ちゃんは私がベッドに連れて行く」
そう言ってマリアがセレナを、調が切歌を連れて部屋に向かった
「本当に災難だったね湊君」
「たく、2人して子供か…」
俺の言葉を聞いて全員が苦笑いを浮かべる
「兄に…」
「はぁ〜、もう好きにしてくれ」
俺がそう言うとずっと裾を掴んで居たアリスは俺に飛び付いて来る
「お前は1番ナスターシャの隣に居たから彼奴ら以上に余計に辛かっただろうによく耐えたな」
「うん…兄に…」
そう言ってアリスの頭を撫でるとアリスは気持ち良そうにする
「そうして居ると本当の兄妹の様だな」
「アリスちゃんも切歌ちゃんと同じで湊君の事が大好きなんだね」
暫くするとアリスも切歌とセレナ同様俺の足元で寝息を立て始めた
「パパ‼︎葉月も‼︎」
そこに未来と遊んで居た葉月が来る
「今更1人増えたくらいじゃ何とも思わないからな、別に良いぞ」
「わ〜い‼︎」
俺がそう言うと葉月は俺の所まで来て俺の膝に頭を置く
「パパ…」
「兄に…」
「本当に…」
少しすると葉月も眠り始めだが存外悪くない感覚だ
「湊そのままじゃ気持ち悪いだろうし私が変わるから一度着替えて来たら?」
「ああ頼む」
俺は未来にそう言って服を着替えに行った
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