戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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385話

「流れ星ですか!」

 

その日の夜、マリアが流れ星の事を響達の前で俺に話す

 

「ええ、セレナから聞いたわ毎年恒例だそうね」

 

まあセレナに伝えておく様に頼んだんだ知っててもおかしくは無いだろ

 

「ちょっと待って欲しいデス、毎年って事は去年も」

 

「ああ、お前達が居る時に俺達だけでそこに行った」

 

「そう言えば去年も一昨年も2日間くらい湊君達の事見なかった気がする」

 

恐らく響の言ってるその日は俺達が流れ星を見に行ってる日だろう

 

「ずるいデス!お兄ちゃん達だけで行くなんて!断固として抗議するデス‼︎」

 

「落ち着いて切ちゃん、湊さんの事だからきっと理由がある筈だから」

 

そう言って調が切歌を落ち着かせる

 

「場所が遠いんだよ、お前もセレナから聞いてるだろマリア片道半日くらい掛かるって」

 

「ええ、聞いてるわ」

 

俺の質問にマリアは頷いてそう言う

 

「片道半日」

 

「それに人数の問題もある、片道半日ってのは車で移動した場合だ」

 

「車で移動しても半日くらい掛かるんだ」

 

「ああ、これを見ろ」

 

俺はそう言って地図をホログラムで写す

 

「この木々の生い茂った道を車でまともに進めると思うか?」

 

「無理だろうな」

 

「だろ、整備された道もあるにはあるがそこに行くには外周をこう回って行くしか無いんだ」

 

俺はそう言って地図の道を指でなぞる

 

「成る程な、それに加えて山道を進まなければならない。それで半日程掛かってしまうのか」

 

「ああ、そう言う事だ」

 

「でもセレナから聞いた話だとこの山は貴方所有の山なのよね?」

 

「確かに俺の所有の山な事には変わりはない、だがそこに元々住んで居たのは動物達だ。後から来た人間が安易にそいつらの住処を奪うのは間違ってんだよ」

 

「幸いわたくし達も多少の関わりは持って居たであります、ですから余り大きく木を伐採したりしない限りでは道の整備をしても良いと許可を貰ったであります」

 

あの時は割とあっさりしてたよな、お礼に俺達はりんごの木など果実の実る木を植えた

 

「でも道の整備何て最初はしなかった。と言うかする必要がなかった」

 

「は⁉︎ならお前どうやってそこまで行ってたんだよ⁉︎」

 

「姉さん、それは去年の特訓を思い出せば分かるんじゃないか?」

 

俺がそう言うと姉さんは1つの考えに行き着いた

 

「まさかとは思うがお前らさっき見た生い茂った木を渡って行ってたのか」

 

「ああ、外周を回って行く必要もない。何よりその方が早く着くからな」

 

俺の言葉を聞いて全員が唖然とする

 

「ですがセレナと葉月ちゃんが一緒に行く様になってそうもしてられなくなったであります」

 

「るる、あの行き方は慣れてないと本当に危ないだから道を整備して遠回りをしてでも時間が掛かってでも安全に行ける様にした」

 

「そうだったんだ、ありがとうエルザちゃん、ルナちゃん、湊君」

 

セレナは笑って俺達に礼を言う

 

「お前達を連れて行かなかったもう1つの理由だがシンプルに全員車に乗れなかった」

 

「そこは普通なんだね」

 

当たり前だ、それなりの理由がないと連れて行かなかった時切歌がうるさそうだしな

 

「だがそれに関してはキャロルが去年行った時点で改善はされて居る」

 

「ああ、ゲートを使えば直ぐに到着する」

 

錬金術ゲートあれは発動する人物が1度そこに向かう必要がある。そしてキャロルは去年俺達と一緒に行って居るからゲートでの時間の短縮ができる様になってる

 

「はいはい!湊君!私も行きたい‼︎」

 

「私もデス‼︎」

 

まあそう言うとは思ってたが

 

「響が行くなら私も行こうかな」

 

「切ちゃんが行くなら私も」

 

「あの…湊さん達さえ宜しければ…僕流れ星を見た事が無くて…」

 

「私も良いだろうか?勿論無理にとは言わないが」

 

「あたしもだ、お前達が良いってなら連れてってくれ」

 

セレナがいつかマリアにも見せてやりたいって言ってたからマリアが来るのは予想出来たが全員来るのか

 

「はぁ…分かった連れてってやる」

 

「やった〜‼︎」

 

「楽しみデス‼︎」

 

そう言って切歌と響は大いにはしゃぐ

 

「だが1つ良いか?食料の買い出しはどうするんだ?道が整備されて居るとはいえそれなりに時間が掛かるんじゃないか?」

 

「食べ物に関しちゃ明日の朝買いに行きゃ良い、移動はゲートで一瞬なんだからな」

 

「そうね、一先ず全員明日の準備をしましょう」

 

響達はマリアの言葉に頷いて全員明日の準備をしに自分の使って居る部屋に向かった




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