戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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387話

〜響side〜

 

「未来、こんな感じで良いの?」

 

「う〜ん…もうちょっと引っ張って響」

 

「分かったよ」

 

そう言って私はテントのロープを引っ張る

 

「もう良いよ響」

 

「うん!それにしても凄いよ湊君達もうテントの設営終わってるもん」

 

既にテントを建て終えた湊君達は椅子を組み立てのんびりしてる

 

「何度も繰り返し組み立てるだろうね、後はそれを地面に刺したペグに括れば完成だよ」

 

未来にそう言われて私はさっき地面に刺したペグ?に括り付ける

 

「完成‼︎やっと建て終わったよ」

 

「お疲れ響、私達もゆっくりしよう」

 

「うん、えっと椅子にテーブル、それから」

 

私は朝皆んなと買いに行ったキャンプ道具を通信機から取り出す

 

「お前らテント建て終わったなら移動するぞ」

 

「行こう響」

 

「うん、未来」

 

私と未来はそう言ってクリスちゃん達の後ろを追いかけた

 

〜響side out〜

 

「お前らは別に来なくて良かったんだぞ」

 

俺達がリューの墓参りに行くと何故か姉さんだけでなく響達全員が着いて来た

 

「まあまあ、そう言わずに」

 

「私達も今日此処にお世話になるんだからお墓参りくらいしておかないと」

 

それだとリューが此処の守り神みたいに聞こえるんだが気のせいか?

 

「あれがリューの墓だ」

 

「凄いよ未来!街が見えるよ!」

 

「お〜!絶景です‼︎」

 

響と切歌は走って柵のある場所まで行きそこから見える景色を堪能する

 

「やる事が此処に来た時のリューと同じだな」

 

「ガンス、全く同じであります」

 

リューが生きてた当時も此処に来た時は響と切歌の2人と同じ反応をして居た

 

「でもどうしてお墓を此処に建てたの?もっと近くに建てれば頻繁に来れるのに」

 

「彼奴がそうしてくれって言ってたのを思い出したからだ」

 

最後に俺とリューが此処に来た時にリューが言ってた【もしも私が死んじゃったらお墓は此処に作って欲しいんだ。そしたら何時でも私が大好きだった街を見れるから】それを思い出した俺はリューの墓を此処に建てた

 

「そうだったのか」

 

「ああ、彼奴の最後の我儘だそれくらいの我儘は叶えてやりたかった」

 

そう言いながら俺はリューの墓の花と水を入れ替える

 

「ほら響もこっちに来てちゃんとお参りして」

 

「貴方もよ切歌」

 

未来とマリアに呼ばれて響と切歌もリューの墓に手を合わせる

 

「あたしらは先に戻ってるぞ」

 

「ああ、俺も直ぐに追いつく」

 

俺はそう言って姉さん達が戻って行って少ししてから姉さん達を追いかけ様とすると聞き覚えのある声で何かを言われた気がしたので振り向くがそこには誰もいない

 

『良かったねお姉さんに会えて、沢山のお友達が出来て』

 

「ああ、また来るなリュー」

 

リューにそう言われた気がしながらも俺は姉さん達を追って歩き始めた




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