戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「こんなもんだな」
翌日の朝、俺は部屋の中で制服に着替えて居た
「たくユノアの奴」
俺が制服に着替え無ければならなくなったのは2つ、1つはユノアの奴がお節介を焼き俺をリディアン音楽院と言う学校に入学させた事。フランスではまともに学校に通う事が出来ない俺を心配し日本に滞在する少しの間だけでも年相応の生活をさせて上げたいと言う思いからユノアが善意でした事だろう。そしてもう1つ、それは今日が俺のリディアン音楽院への登校初日だからだ。この事自体は昨日ユノアから連絡があったから時間には余裕を持てて居る
「まあぐちぐち言ってても仕方ないし出るか」
そう言って俺はアパートを出てリディアン音楽院に向かった
(たく面倒だな…)
「ちょっと…」
(第一俺は学校に通いたい何て思った事が無いのによ)
「待ちなさいそこの男子生徒‼︎」
突然後ろから大声で呼ばれた上に肩を掴まれる
「何だよ」
「貴方学校を間違えてないかしら?入学式は一昨日だったけど貴方の顔は初めて見るわ」
そりゃそうだ今日が登校初日なんだからな
「残念ながら俺は此処の生徒だ。生徒手帳も持ってる」
俺はそう言ってその女子生徒に生徒手帳を見せる
「本当にこの学院の生徒だのね。疑ってごめんなさい、私はこのリディアン音楽院の生徒会長の水野琴音です」
「雪音湊だ、それじゃあな」
そう言ってその場を後にしようとするとまたしても肩を掴まれる
「待って、貴方1人ではまた疑われるかも知れないから職員室まで一緒に行くわ。私と一緒なら誰も不思議に思わないでしょうし、それにさっきの罪滅ぼしみたいなものね」
「確かに面倒事はごめんだからな、頼む」
「ええ、それと年上に対する言葉遣いをもう少し改めたら如何かしら?社会に出てから苦労するわよ」
「考えとく」
俺がそう言うと水野は何も言わずに職員室まで案内してくれた
「此処が職員室よ、すみません」
「はい、どうかしたの水野さん?」
「用事があるのは私じゃなくてこの子です。失礼します」
水野はそう言って来た道を戻って行く
「えっと貴方が雪音湊君かしらね?」
「はい」
「そうだったの、私は貴方のクラス担任の小倉愛香です。一先ずホームルームが始まるまで保健室に居て貰えるかしら?」
「わかりました」
幸いにも保健室の場所は水野に教わったばかりだから覚えて居る
「それじゃあまた後で迎えに行くから」
「はい」
俺はそう言って保健室に向かった
〜響side〜
「ふぅ〜何とか間に合ったよ」
「もう響は昨日も言ったけどもう少し早く起きようね」
遅刻ギリギリで着いた私に未来がそう言う
「おはようビッキー」
「おはよう、そう言えば今日は何かあるの?クラスの皆んなが凄くそわそわしてるけど」
「留学生だよ留学生‼︎しかも男子‼︎」
私の問いかけに創世はそう答える
「へー、外国から来るんだしかも男子、上手く仲良くなれるかな」
「皆さんホームルームを始めます」
創世と未来と私の3人で話して居ると小倉先生が来た
「最後にもう知ってる人も居るかも知れませんが今日からこのリディアン音楽院にフランスからの留学生が来ます。そしてその留学生がこのクラスで皆さんと勉強する事になりました!それじゃあ入って」
小倉先生がそう言うと1人の男子生徒が入って来る
「あれって昨日の…」
「どうかしたの響?」
「うん…昨日学校に来る途中でぶつかった人なんだ」
まさかあの人が留学生だったなんて
「雪音湊だ、よろしく」
その男子生徒は自分の名前だけ言って軽く頭を下げる
「それじゃあ空いてる席に座って」
「はい」
そう言って雪音君は私の隣に座る
「えっと…よろしくね雪音君」
「ああ」
雪音君は視線だけ向けてそう言いまた前を向く
「ホームルームは以上です。皆さん雪音君への質問等は休み時間に済ませて下さいね」
そう言って小倉先生は教室を出て行った
〜響side out〜
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