戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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60話

「たく、何で俺まで」

 

「翼さんが折角くれたんだからちゃんといかないと失礼だよ」

 

QUEENS of MUSIC当日、本当は俺もソロモンの杖の搬送の護衛に当たる筈だったんだが響が俺の代わりに向かう事になった

 

「翼の奴は良かったらって言ってただろ」

 

「パパも一緒に行こう」

 

「葉月ちゃんもこう言ってるしさ、ね?」

 

そこで葉月の名前を持って来るのは卑怯だろ

 

「分かったよ行きゃ良いんだろ」

 

「やった‼︎パパとお出かけ‼︎」

 

葉月の奴翼のライブが目的じゃなくて俺と出かけるのが目的か

 

「はぁ、行くからにはさっさと行くぞ」

 

「うん!」

 

「待って今車用意するから」

 

セレナはそう言って通信機から車を取り出す

 

「乗って湊君、葉月ちゃん」

 

「ああ、それと助手席から案内するから未来を迎えに行ってくれ」

 

「分かったよ」

 

セレナはそう言って車を走らせた

 

「未来まだ寮の中か?」

 

未来が生活をして居る寮の前に車が着くと俺は未来に通信を取った

 

『うん、そうだけど』

 

「今セレナの車で寮の前に来てるから降りて来てくれ」

 

『分かった』

 

そう言って通信を切って数分すると未来が出て来た

 

「すみません、私まで連れて行って貰って」

 

「気にしないで未来ちゃん、湊君と葉月ちゃんのお友達なんだから」

 

「ありがとうございます」

 

そう言って未来は椅子に座りながらセレナに頭を下げる

 

「着いたよ」

 

「ありがとうございます葉月ちゃん着いたよ」

 

未来は会場に着く途中で寝てしまった葉月を起こそうと試みる

 

「葉月着いたぞ」

 

「ん…パパ…おんぶ」

 

「分かった」

 

そう言って俺は車から降りて葉月を背負う

 

「葉月ちゃん気持ち良さそう」

 

「湊君昔から小さい子に懐かれやすかったからね」

 

「うるせえ…」

 

俺はセレナから顔を晒してそう言う

 

「ふふ、本当に不器用なんだから。未来ちゃんこれからも湊君と仲良くしてあげてね」

 

「お前は俺の何なんだよセレナ」

 

「はい、セレナさん」

 

「お前もお前で了承するな未来」

 

俺とセレナと未来はそう話しながら自分達の席に向かった

 

「おお!流石マリア・カデンツァヴナ・イヴ‼︎生の迫力は違うね‼︎」

 

「全米チャートに登場してからまだ数ヶ月なのにこの貫禄はナイスです」

 

「マリア姉さん」

 

あれがセレナの姉マリア・カデンツァヴナ・イヴ

 

「今度の学祭の参考になればと思ったけど流石に真似できないわ〜」

 

「当たり前だ、マリア・カデンツァヴナ・イヴ彼女と俺達じゃ経験の差がありすぎるからな」

 

「私もそう思いますよ板場さん」

 

隣を見ると未来は通信機を見ていた

 

「どうした未来?」

 

「もしかしてまだビッキーから連絡来ないの?」

 

「うん、そんなんだ」

 

「折角風鳴さんが招待してくれたのに今夜限りのスペシャルユニットを見逃す何て」

 

「期待を裏切らないわねあの子ったら、あれ雪音君どっか行くの?」

 

「俺は元々来る気は無かったからな、それに音声は会場内に居れば聴こえて来る」

 

「パパ!葉月も行く‼︎」

 

俺はそう言って客席を立つと葉月も俺に着いて来た




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